大学受験で塾なしで合格するための勉強法

「塾なしで難関大に合格できる?」

「塾なしは不利にならない?」

「独学でどうやって勉強すればいいの?」

大学受験で勉強をスタートされた方は、このような疑問・不安をお持ちかと思います。

結論から言うと、塾なしでも全く問題ありません。

この記事では、偏差値40代の底辺高校から「塾なし」で第一志望である旧帝大に合格した筆者が塾なしで合格するための勉強法についてご紹介します。

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塾なしで勉強する受験生の割合は?

「そもそも塾なしで大学受験する人ってどのくらいいるの?」

こんな疑問を持ったことはありませんか?

実は塾なしの受験生は少数派ではありません。

なんと受験生の内、40~60%は塾なしなのです。

 

独学は不利にならない?

不安に思うのは「塾なしで大丈夫?」「不利にならない?」ということですよね。

全く不利ではありません。

むしろ独学の方が有利というデータもあるくらいです。

みなさん安心して独学で受験勉強に取り組んで下さい。

 

塾なしで合格する勉強法

独学の方が予備校や塾に通うより有利であることは確かなのですが、独学で受験に挑戦する場合いくつか注意が必要な点があります。

独学でより有利に受験を進めるための方法をご説明します。

勉強計画の立て方

塾なしで志望校合格を目指す上で一番重要なことは、「志望校の合格から逆算した長期的な受験計画を立てる」ことです。

塾や予備校に通っている受験生は、ある程度は先生・講師がカリキュラムを組んでくれますが、独学で勉強する受験生は自分で計画を立てなければなりません。

しかし、自分自身で計画を立てる方がはるかに建設的で効率的であることは言うまでもありません。

受験計画を立てるのは簡単で下記3ステップを順番に行うだけです。

受験計画の立て方

  1. 模擬試験を受け、自分の現在の立ち入りを知る。
  2. 志望校の過去問を解き、ゴールを見定める
  3. ゴールと現在の学力のギャップを把握する

 

受験計画の組み立て方の詳細は下記記事で解説していますのでご覧ください。

 

モチベーションの維持について

塾なしの受験で気をつけなければいけないもう一つの点が「モチベーションの維持」です。

予備校の唯一と言っても良い利点がこのモチベーションの維持です。周りに同レベルの受験生がいるため、刺激を受けやすく自然にやる気を保つことができます。

独学で頑張る人はより一層意識的にモチベーション維持に努める必要があります。

ただそうはいっても、独学でモチベーション維持するのは難しいことではありません。

下記記事で具体的なモチベーションの高め方をご紹介していますのでどうぞ。

 

科目別の勉強方法

ここからは科目別の塾なしの勉強方法についてご説明します。

英語の勉強方法

まずは英語からです。

英語は独学の相性が極めて高い科目です。独学で効率的に勉強し一気に周りと差をつけましょう。

独学で英語を勉強する場合の効率的なステップは下記のとおりです。

効率的な英語学習法

  1. 単語、文法を詰め込む
  2. 英文解釈を身につける
  3. 長文をひたすら多読する

以上のステップを一つずつ丁寧にクリアしていくと必ず偏差値が急上昇します。

私は英語が大の苦手でしたが最終的には偏差値70近くまで上げ得意科目となりました。

英語勉強法の詳細は下記記事をどうぞ。

 

数学の勉強方法

「数学は独学では勉強できない」と先入観を持っている生徒・教師が非常に多いです。

しかし数学は独学で勉強できます。

なぜなら大学受験における数学の大半は「暗記」だからです。

数学は苦手とする受験生が多いですが、どれほど苦手であっても下記ステップで勉強すれば必ず苦手を克服することができます。

効率的な数学学習法

  1. 「基礎体力」を身につける
  2. 「解法」を暗記する
  3. 「試行力」を養成する

数学の偏差値が30台で且つ底辺高校故に数学Bを完全独学で勉強しましたが、このステップのおかげで最終的には偏差値70越えまであげることができました。

数学に苦手意識を持っている受験生は特に試してみてください。詳細は下記記事からどうぞ。

 

国語の勉強方法

まず現代文の勉強法について。

現代文はよく「センス」や「フィーリング」と言われますが、全く違います。

正しい方法論で勉強すれば独学でも必ず伸びます。

具体的に言うと下記三つの能力を伸ばせば確実に偏差値が伸びます。

  1. 語彙力
  2. 読解力
  3. 解答力

現代文でも実は語彙力が非常に重要です。

現代文の入試問題では必ず「評論文」が出題されますが、評論文には日常あまり使われない用語が出てきます。

例えば、「虚構」「本質」「アイデンティティ」など。

聞いたことはあるけど、よく意味を理解していない、あるいはどういう文脈で使用されるか分からないなど曖昧にしか理解できていない場合が多いのです。

正しく言葉を理解していないと、文章を正しく理解できるわけがありません。

現代文が苦手な方はまず「語彙力」を鍛えましょう。

 

理科の勉強方法

理科の勉強は学校の授業を利用することを基本方針としましょう。

理科の得点配分は英数国に比べ低いため、あまり多くの時間を費やすことはできません。

はじめは、教科書の例題を解くなど公式の理解・暗記から始めましょう。

10月くらいは授業+αの勉強で公式の理解・暗記を完璧にします。

10月以降に少しずつ演習問題に取り組んでいきましょう。

 

社会の勉強方法

社会はなんといっても暗記が重要な科目です。

そのためいかに暗記を効率的に進められるかがポイントです。

人間の脳の記憶に残りやすいのは「ストーリー」です。

始めから、人物名や年号を覚えようとせず、まずは全体の流れを完全に理解するようにして下さい。

全体の流れを理解した上で、個別具体の単語を覚えようとすると、ストーリーが記憶を呼び起こすトリガーとなり覚えやすく(=思い出しやすく)なるのです。

地理や政治経済には「ストーリー」がありませんが、「ロジック」があります。

そのロジックの理解が同様に暗記を助けてくれます。

もう一つ重要なのはアウトプットです。

インプットすればすぐにアウトプットしてください。アウトプットは問題集を解くだけではなく、単に思い出すという作業でも問題ありません。

インプットとアウトプットを何度も繰り返すと、脳が重要なことと認識するため記憶に定着しやすいのです。

 

独学する受験生におすすめの勉強場所

予備校や塾に通わないと若干困るのが勉強場所です。

家で勉強すれば良いのですが、ずっと家で勉強するのは飽きてしまいます。

学校に残って勉強したり、図書館やカフェで勉強するのは気分転換に最適です。

自分にあった勉強場所をいくつか見つけられると勉強のモチベーション維持に役立ちますよ。

下記記事で詳しく紹介していますので合わせてどうぞ。

 

塾なしで受験する生徒の強い味方:通信講座

塾や予備校に通わないと時にはつまずいてしまうことがあります。

「記述式の答案の採点」「どうしてもわからない問題がある時」などです。

こうした時に非常に有効なのが通信教育です。

Z会やスタディサプリはみなさんもよくご存知でしょう。自分の答案を添削してくれたり、プロ講師による授業をスマホで動画視聴できたりします。

英作文や数学・現代文の記述問題などは、自己採点では正しく採点出来ないため、独学のつまづきやすい点です。

また参考書をいくら読み込んでも理解出来ない時に動画授業を受けるとあっさり解決することがあります。

通信講座は塾なしで受験する生徒に非常に強い味方です。ぜひ有効活用しましょう。

 

まとめ:独学でも成功する!

「塾なしでも合格できるの?」と不安に思うこともあるかもしれませんが、独学でも必ず合格出来ます。

私の経験から身を持って証明します。

今回ご紹介した塾なしの勉強法を試せば効率的に勉強でき、一気に合格が近づくはずです。

自分を信じて合格を勝ち取りましょう!

 

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