現代文のおすすめ参考書ルート【志望校別で最短合格する】

現代文ができない理由

みなさんは現代文を感覚で解いてしまっていませんか?

数学や英語とは異なり、勉強をあまりしていなくてもなんとなく解答が作れてしまうため、勉強が後回しになってしまいがちですよね。

そのうえ、文章の読み方が人それぞれで違うため、学校や予備校の授業もなかなか頭に入ってきにくい科目だと思います。

しかし、難関大試験や共通テストを突破するためには、現代文は避けては通れない道です。

今回は、参考書を用いて現代文の攻略を志すみなさんに、おすすめの参考書の組み合わせをご紹介します。

かくいう私も、受験生のころは現代文の成績が一番悪く、かなり試行錯誤しました。

試行錯誤の結果、効率的な現代文の勉強法を見つけ、成績を伸ばして現在は京都大学に在籍しています。

また、アルバイトとして予備校で働いており、受験生たちに勉強法指導などもしております。

これらの経験から得られたお話も織り交ぜつつ、現代文の実力を独学で伸ばす方法をお伝えしていきますね。

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現代文の基本の勉強3ステップ

現代文の参考書ルート_勉強方法

現代文には、「語彙力・読解力・解答作成力」の3つが問われます。

順番にご説明します。

語彙力

1つめの「語彙力」とは、本文中の難しい語彙を理解する力です。

例えば、「形而上けいじじょう」や「恣意的しいてき」などの単語の意味をご存じですか?

これらは普段は使わないけれど、現代文の表論文には頻出する語彙であり、意味を理解できないと適切に本文を読みとくことができません。

読解力

2つめの「読解力」とは、その名の通り、文章を読み解く力を指します。

文章中には「対比」や「因果」などの複雑な構造が隠れており、それらを把握することで、筆者の主張を正しく理解することができます。

構造把握に慣れておくことは、文章の速読にも繋がるため、必ず熟練させておきたい力になります。

解答作成力

3つめの「解答作成力」とは、その名の通り問題文に対して適切な解答を作成する力になります。

問題文の意図にそった解答要素を探すのはもちろん、探した要素を求められる形式に当てはめる力も含まれます。

例えば、共通テストであれば選択形式、私立であれば穴埋め問題、国公立二次試験であれば、記述式、など求められる解答形式が異なります。

これに関しては、志望校にあった解答形式での勉強を心がけましょう。

現代文の難しいところは、英語の「単語・文法・長文」のように、はっきりと区切って勉強することはできない点にあります。

何度も演習問題を積み重ねながら、総合的に力をつけていくしかありません。

とは言っても、3つの力それぞれに重点を置きながら勉強をある程度分けていくことは可能です。

これからそれぞれの力を重点的に養うことができる参考書をご紹介します。

みなさんは、自分がそれぞれどのレベルに位置するのかを考えながらチェックしてみてください。

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現代文のおすすめ参考書10選

現代文の参考書ルート_おすすめ参考書

語彙力

語彙の正しい理解や、漢字の読み書きは現代文の基礎にあたる部分です。

上位大学を目指すみなさんにとって、語彙や漢字の知識不足で点数を落としてしまうのはもったいないです。

すでに完璧!という方はこの部分は飛ばしても大丈夫ですが、まだ不安が残るという方は早めにどれか1冊を終わらせてしまいましょう。

漢字マスター1800

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河合出版
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特徴
大学受験に十分なレベルの、漢字の読み書きと四字熟語をマスターすることができる
赤文字と赤シートで、何度もやり直せる
評論だけでなく、小説向けの感情にまつわる語彙も収録

私も高校時代にやりきった1冊です。

これのおかげで、意味の分からない熟語に出会うことはほとんどありませんでした。

完全に習得するまでは、英単語帳のように持ち歩いてスキマ時間に赤シートでなんども復習するのがオススメです。

こんな人におすすめ
・漢字問題で点数を落とすことがある
・文章中に、意味の分からない熟語がたまに出てくる

ことばはちからダ!

特徴
キーワードごとに、解説と例文が詳しく盛り込まれている
キーワードごとに、関連するキーワードが紹介されている
出題頻度順に並べられている

現代文に頻出するキーワードを、むりなく理解しやすい参考書です。

やや初級向けです。

ボリュームはやや少なめですが、その分ひとつひとつの単語についてかなり詳しく解説されています。

出題頻度が高い語句を頻出順に前から並べられているため、時間のない人は前から進めていきましょう。

すでに現代文の問題をすらすらと読める人には必要ないかもしれません。

こんな人におすすめ
・今まであまり本を読んでこなかった
・現代文に苦手意識を持っている

現代文キーワード読解

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特徴
キーワードが実際に使われている文章が紹介されている
それぞれのキーワードが、どのような評論で出てくるのかが紹介されている
頻出するテーマ(例えば「哲学」「経済論」など)の、典型的な文章展開がわかる

「ことばはちからダ!」より難易度が高めの参考書です。

語彙だけでなく、基本的な評論の文章展開が類型化されて紹介されているため、難解な文章でも先を予測しながら読むことが出来るようになります。

こんな人におすすめ
・文章を読むことに抵抗はないが、テーマによっては難しく感じることがある
・早慶、旧帝大志望

読解力

どんな形式の試験でも、読解力は欠かせない大切な力になります。

また、読解はセンスではなく意外とシステマティックなものです。

自分のレベルに合ったものからはじめなければ、結局理解できずセンスでなんとなく解いてしまうことになりかねません。

レベルに合ったものを選ぶことが参考書選びのポイントです。

現代文基礎問題精講

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旺文社
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特徴
英語で大人気の問題精講シリーズの現代文版
問題文がかなり豊富
文章の読み方を1題ずつ、構造を丁寧にとりながら説明されている

この問題数を、解説も丁寧に読んでやりきったら必ず自信になります。

同じ読解方法が何度も参考書内で出てくるため、定着すること間違いなしです。

問題難易度は易しめなので、現代文が苦手で受験まで時間のある人にオススメです。

こんな人におすすめ
・高校1〜2年生
・現代文に苦手意識がある人
・受験まで時間に余裕がある人
・コツコツ頑張るのが得意な人

入試までに必ず読んでおきたい 現代文テーマ別頻出課題文集

特徴
テーマ別に文章が収録されており、幅広く読解の練習ができる
テーマごとの知識と、読解を結び付けながら勉強できる
読解力に併せて語彙習得も可能

これをやることで、苦手なテーマがなくなります。

例えば、科学系の文章は得意でも芸術系の抽象的な文章は苦手な方は多いと思います。

本番、どんな問題が出ても変わらず実力を発揮するために、これで対策をするのがおすすめです。

こんな人におすすめ
・テーマ別に得意・不得意が分かれている人

現代文読解力の開発講座

特徴
全10問で構成
読解を重点においた解説収録
問題文の要旨がまとまっている「読解力開発問題」も別に収録
解説・解答の音声があり、授業感覚で聞くことができる(別売り)

ひとつひとつの問題はボリューミーですが、全10問で基本的な読解法が網羅されるように計算された参考書です。

学校などで言われがちな現代文のポイントが、なぜ大事なのかがよくわかる参考書です。

私も学生時代に基礎固めのためにやりきった、かなり推せる1冊です。

こんな人におすすめ
・難関大に向けて読解の基礎固めをしたい人
・短期間集中で実力を伸ばしたい人

入試精選問題集 7 現代文 4訂版

特徴
解説の詳しさがトップレベル
マーク式と記述式どちらも収録
1冊の中で、難易度が少しずつ上がっていく

やや難~難レベルです。

難関大を目指す方には、ぜひ手に取って欲しい1冊になります。

基礎固めにも、チャレンジにも使える参考書です。

こんな人におすすめ
・早慶、旧帝大に実力を伸ばしたい人

解答作成力

入試に向けた解答作成力を養うステップです。

読解力のステップで身につけた力を、それぞれの入試問題の形式に合わせて発揮できるように頑張りましょう。

ここでは、問題演習が中心になります。

自分の受験する大学のレベルや、解答形式に合わせて適切なものを選んでくださいね。

新・現代文レベル別問題集

特徴
レベルが6段階に分かれていて、自分にあったレベルを選びやすい
小説、評論がバランスよく収録されている
1冊が薄いため、持ち歩きに便利

同じ参考書で、ちょっとずつレベルを上げていきたい人に使いやすい参考書になっています。

MARCH志望であればレベル3~4、早慶や旧帝志望であればレベル5~6がおすすめです。

こんな人におすすめ
・自分にあうレベルの参考書がなかなか見つからない人
・コツコツレベルアップしていきたい人

出口汪 現代文講義の実況中継

特徴
具体的に、「本文を読みはじめる~解答を作り終わる」までのパターンが解説されている
収録された解答プロセスを頭の中で再現しながら解くだけで、解答作成が上手になる
全3巻シリーズであり、①「小説・随筆の読解法」②「評論問題の読解法/マーク式問題の読解法」③「記述式問題の読解法/私大型記述問題の読解法」となっている

超名作と呼ばれる、解答プロセスが一貫的でわかりやすい問題集です。

シリーズ形式になっているため、文章の種類や解答形式によって自分に合ったものを選べます。

こんな人におすすめ
・解答作成の際にどういう順番で思考したら良いかがわからない人
・読解力はあるのに、点数がとれない人

赤本 各種

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特徴
本番の過去問

やはり本番レベルに達するには、これしかありません。

解説は少なめなので、十分に実力がついてから挑むようにしましょう。

必ず時間を測り、本番と同じ解答欄の大きさで演習するようにしてくださいね。

こんな人におすすめ
・最後の仕上げをしたい人
・本番レベルの問題文を一度知っておきたい人

【志望大学別】現代文の参考書ルート

現代文の参考書ルート_東大、共通テスト

ここまで、10冊の参考書をご紹介してきました。

もしかして10冊全部やる必要があるの…?と焦った方、そんなことはないので安心してください。

今のあなたのレベルと、目指している大学のレベル、そして入試までに残された時間を考えて、上手に組み合わせることが大切です。

参考書選びは、言うまでもなく重要です。

ですが、それより重要なのは参考書をいかに組み合わせて自分の目標レベルまでのルートを作っていくかになります。

受験生の得意・不得意は人それぞれであり、志望大学も人によって様々です。

全受験生のレベルと志望大学に合わせた1冊の参考書はあるはずもなく、参考書は何冊かが組み合わせられることを想定されて作られています。

あなたの今のレベルと残された時間を正しく把握して、自分だけの参考書ルートを作ることを心がけてくださいね。

ここからは、これらの参考書をどのように組み合わせたら合格レベルに近づけるのかをご説明していきます。

志望大学レベル帯別で、それぞれ「しっかり」ルートと「時短」ルートの2つに分けてご紹介しています。

あくまで例にすぎませんが、ぜひ自分がどのルートにあてはまるのかを考えながら参考にしてくださいね。

MARCH・中堅国公立志望者向けおすすめ現代文参考書ルート

まずはじめに、MARCH・中堅国公立志望者向けの方におすすめの現代文参考書ルートをご紹介します。

MARCH・中堅国公立志望者は、第1志望のほかにも、同じレベル帯の大学を複数受ける方が多いと思います。

つまり、さまざまな解答形式に慣れておく必要があり、解答形式によらず実力を発揮するための基礎固めがより重要になってきます。

これを踏まえておすすめの参考書ルートがこちらになります。

ルート1 (確実にMARCH・中堅国公立合格コース)

ステップ レベル 参考書
語彙 漢字・熟語 漢字マスター1800
語彙 ことばはちからダ!
読解 基礎 現代文基礎問題精講
標準 現代文読解力の開発講座
解答作成 レベル別 出口の現代文レベル別問題集
演習 赤本

こちらは、現代文に使える時間が豊富であることを前提として、確実にMARCH・中堅国公立への合格を目指す方におすすめしたいルートです。

以下が、推薦する参考書を終わらせる期間と順番になります。

  1. 語彙の2冊を「現代文基礎問題精講」と並行(3~4ヶ月)
  2. 「現代文読解力の開発講座」(1か月)
  3. 「出口の現代文レベル別問題集」(3ヶ月)
  4. 「赤本」(入試まで)

1年あれば余裕をもってやりきることができるスケジュールになっています。

②の「現代文読解力の開発講座」が終わった時点で、読解力に加えてある程度解答作成力も鍛えられているはずです。

「出口の現代文レベル別問題集」に取り掛かる際には、自分のレベルを再確認してから、レベル数を選ぶようにしてくださいね。

ルート2 (ゼロから短期間で合格コース)

ステップ レベル 参考書
語彙 語彙 ことばはちからダ!
読解 標準 現代文読解力の開発講座
解答作成 レベル別 出口の現代文レベル別問題集
演習 赤本

ルート1から、漢字・熟語と読解の基礎の部分を削りました。

時間を節約して成績を伸ばそうとしている分、意識して丁寧に復習をしていきましょう。

急いで適当に終わらせてしまうのでは、元も子もないですからね。

短期集中で語彙と読解を終わらせますが、アウトプットはしっかり時間をとるようにします。

こちらのルートのおおまかなスケジュールは以下の通りです。

  1. 「ことばはちからダ!」と「現代文読解力の開発講座」を並行(2ヶ月)
  2. 「出口の現代文レベル別問題集」(3~4ヶ月)
  3. 「赤本」(入試まで)

半年程度でやりきるのが目安となります。

こちらもルート1と同様、②の「現代文読解力の開発講座」が終わった時点で、読解力に加えて解答作成力もある程度鍛えられているはずです。

「出口の現代文レベル別問題集」に取り掛かる際には、自分のレベルを再確認してから、レベル数を選ぶようにしてくださいね。

早慶・旧帝大志望者向けおすすめ現代文参考書ルート

次に、早慶・旧帝大志望者向けのおすすめ現代文参考書ルートです。

私自身京都大学を受験したということもあり、ここで紹介する参考書も多く使いました。

ひとつひとつの参考書はかなり内容が重く、途中で飽きてしまうこともありますが、くじけずにコツコツ頑張ってみてください。

早慶・旧帝大志望の方は、第1志望が明確に決まっており、その大学の対策にかなり時間が必要だと思います。

時間を多く使うべきポイントは、基礎固めの読解と過去問演習の赤本です。

巷では大学別対策参考書が多く出ていますが、基礎固めよりも先にそちらを手に取ってしまうと、解答形式に合わせた小手先の力しか付きません。

実際私も、高2の段階で基礎ができていないのに張り切って京大対策現代文に手を出し、まったく成績があがらない無駄な時間を過ごしたことを反省しています…。

標準問題で基礎固めをしっかりとしてから、大学別過去問演習にうつるという順番を必ず守りましょう。

それでは参考書ルートのご紹介です↓

ルート1 (確実に早慶・旧帝大合格コース)

ステップ レベル 参考書
語彙 漢字・熟語 漢字マスター1800
語彙 現代文キーワード読解
読解 標準 現代文読解力の開発講座
やや難 入試精選問題集 7 現代文 4訂版
解答作成 やや難 出口汪 現代文講義の実況中継
演習 赤本

確実に早慶・旧帝大の実力をつけるためのルートとあって、かなり内容がボリューミーになっています。

また、問題も難しめなので1題をしっかり復習までやろうと思うと、1時間以上かかってしまうはずです。

毎日の放課後の限られた時間で1時間を現代文にとられると思うと億劫になってしまいますよね。

しかし、これをやりきればかなりの実力が間違いなく身につきます。

難関大学を志望しているというプライドを持って、乗り越えていきましょう!

こちらのルートの推薦スケジュールは以下の通りです。

  • 「漢字マスター1800」と「現代文キーワード読解」と「現代文読解力の開発講座」を並行(4ヶ月)
  • 「入試精選問題集 7 現代文 4訂版」(3ヶ月)
  • 「出口汪 現代文講義の実況中継」①②③(4ヶ月)
  • 赤本(入試まで)

全部で、1年半~2年程度あれば余裕を持って終わらせられます。

「2年後までに全部終わらせる!」ではなく、「今週は4ページやる!」のように、短期目標を作るのが大切です。

ルート2 (ゼロから短期間で合格コース)

ステップ レベル 参考書
語彙 語彙 現代文キーワード読解
読解 標準 現代文読解力の開発講座
解答作成 やや難 出口汪 現代文講義の実況中継
演習 赤本

短期で早慶・旧帝大の実力をつけたい方向けの参考書ルートです。

数を絞っている代わりに、難易度の高い参考書を残しています。

限られた時間で最大限の効果を得るために、復習をその日に欠かさずやりましょう。

こちらのルートの推薦スケジュールは以下の通りです。

  1. 「現代文キーワード読解」と「現代文読解力の開発講座」を並行(3ヶ月)
  2. 「出口汪 現代文講義の実況中継」①②③(4ヶ月)
  3. 赤本(入試まで)

8か月程度で、最後までやりきることができます。

それでも時間が足りない方は、受ける大学の解答形式で「出口汪 現代文講義の実況中継」の1~3巻を全部やらず、絞ってみてください。

入試日から逆算し、いつまでにどれを終わらせるのかを明確にしてから参考書に取り掛かりましょう。

参考書ルートの注意点3つ

現代文参考書ルート_注意点

複数の参考書を選んで合格までのルートを組むことは、独学で勉強するためにはもってこいの方法です。

私がそうだったように、この方法で実際に成績を伸ばした受験生はたくさんいます。

みなさんにもぜひおすすめしたい方法なのですが、この方法には注意点が3つ存在します。

  • 参考書選びに時間をかけすぎない
  • 参考書を終わらせることをゴールにしない
  • 記述式問題は第三者に添削してもらう

受験前の貴重な勉強時間を無駄にしないためにも、この3点を守って効率の良い勉強になるよう心掛けましょう。

それでは、注意点3つをそれぞれ詳しくご説明します。

参考書選びに時間をかけすぎない

「本屋で参考書を選んでいる時間が一番成績が上がっている気がしてしまう」

受験生あるあるだと思います。

悩んで悩んで参考書を選びぬき、買った時点でその参考書の内容を習得した気になってしまいますよね。

そして買った後は放置、やっていない参考書がどんどん溜まっていく…なんてこともよく聞きます。

これでは本末転倒です。当たり前ですが、参考書はやらないと伸びません。

自分に合った参考書を厳選するのも大事ですが、そこに受験前の貴重な時間をかけるのはもったいないです。

参考書選びには時間をかけない、買ったら必ず最後までやり切る、ということを心掛けましょう。

1冊の参考書にちょっとだけ手を出し、最後までやりきる前に次の参考書に手を出す、という方法もご法度です。

受験に必要な力を網羅できないまま、また参考書選びという何も身につかない時間が増えていくだけです。

私の場合は、参考書を買ったらその日のうちに何日以内にやりきるかを決め、ページ数を日数で割ってカレンダーに書き込んでいました。

参考書を終わらせることをゴールにしない

コツコツと計画を立てて頑張る真面目な人ほど、引っかかりやすい注意点です。

「○日までに○ページまで終わらせないといけないから、適当にやってどんどん前に進める」

1番やってはいけない勉強法ですね。

参考書が1冊終わった時点で、何も頭に残っていない…なんてことにもなりかねません。

参考書の進捗をスケジュールで管理することは素晴らしいことですが、無理のないように余裕を持ったスケジュールを立てるようにしましょう。

私は受験生時代、勉強は全てスケジュールで管理しながらすすめるタイプでした。

その時に行っていた工夫として、次の2点があります。

  • 日曜日は空白にする
  • 参考書は、2周以上することを前提にする

月曜日から土曜日の間でスケジュールが遅れてしまっても、日曜日に遅れを取り戻せるようにしていました。

1周目で間違えたところは、復習としてもう一度解く必要があります。

1周分ではなく、2周分のページをカレンダーに割り振るようにすると、復習までしっかりとやる余裕が出てきます。

参考書は、あくまで「成績をあげる」という目的のための手段にすぎません。

「参考書を終わらせる」ことを目的として履き違え、本来の目的を見失わないようにしましょう。

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記述式問題は第三者に添削してもらう

記述式問題は、必ず第三者に添削してもらう機会を定期的に作りましょう。

参考書を用いて独学で勉強をすすめていると、どうしても自己採点が甘くなってしまう、という弊害が出てきます。

自己採点が甘いことに気づかず1人で勉強を進めてしまうと、本当の自分の実力を勘違いしてしまい、実力にあった適切な勉強をすることが難しくなります。

このような事態を避けるためにも、自分の記述式の解答は第三者に定期的に添削してもらいましょう。

第三者に添削してもらうときのポイントは以下のとおりです。

  • 添削を頼む相手は、学校の先生が1番身近かで楽
  • 全問を添削してもらわずとも、週に1〜2回で十分
  • 添削してもらった問題の復習に加えて、先生の採点と自己採点の差を必ずチェックする

学校の先生に頻繁に添削を頼みにくい」「先生が頼りない/信用できない」という場合も多いと思います。

全問を添削してもらわずとも、週に1〜2回で十分です。

添削してもらった問題の復習に加えて、先生の採点と自己採点の差を必ずチェックしておきましょう。

また、学校の先生に頻繁に添削を頼みにくい場合も多いと思います。

そういった場合は、Z会などの通信講座やオンライン家庭教師などの活用も視野にいれてみるのをおすすめします。

気楽に何度も添削を頼むことができるだけでなく、わからないところの解説もしてもらえます。

これにより、参考書をより効果的に活用することができるようになるでしょう。

現代文の参考書ルートまとめ

今回は、現代文の実力を伸ばす参考書ルートについてご紹介しました。

参考書での勉強は、自分のペース・実力にあった勉強をしやすいため、爆発的な伸びの期待ができます。

爆発的な伸びを実現するための鍵は、正しい勉強法と自己管理です。

ご紹介した注意点を守ることとスケジュール管理を徹底し、限られた受験勉強期間を有意義にお使いくださいね。

みなさんの受験の成功をお祈りしております!

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