現代文ができない理由は明白。苦手な人でもできるようになる方法

現代文の勉強って難しいですよね。

他の科目と違いどのように勉強すれば良いか分からず、我流で勉強してしまう人が多いです。

そのため偏差値が上がらず困っている人も多いと思います。

「現代文が全くできない、、、」

「どうやって勉強すれば良いか分からない、、、」

このような悩みを持つ人のため、この記事では「現代文ができない理由」「苦手を克服する方法」を詳しく解説いたします。

 この記事の信頼性

  • この記事を書いている私は、現代文の偏差値を40から70まで上げて大阪大学に合格しています。

現代文ができない理由

「現代文はセンス」と言う人がいますが、全く違います。

現代文にセンスは必要ありません。

現代文ができない理由は、以下の5つに分類されます。

現代文ができない理由

  • 語彙力がない
  • 現代文の背景知識がない
  • 読み方を分かっていない
  • 解き方が分かっていない
  • 読むのが遅い

 

語彙力がない

現代文には現代文特有の「単語」があります。

以下のように、日常会話ではあまり使用されないことばです。

現代文キーワードの例

「神話」「虚像」「普遍」「アイデンティティ」「イデオロギー」など、、

現代文が出来ない理由の多くは、こうした「現代文のキーワード」の意味を理解していない、というものです。

英単語が分からないと英語長文が読めないのと同じように、「現代文のキーワード」を知らないと現代文を正しく読むことは出来ないのです。

 

背景知識がない

評論文などで取り上げられるテーマはだいたい決まっています。

評論文のテーマ例

宗教、科学、経済、政治、言語、社会、文化、芸術など、、

そしてこれらのテーマは「背景」があります。

例えば、科学や社会といったテーマは、「『近代』と『現代(ポストモダン)』の対比」*という前提に基づき語られます。

注釈

極端に言うと、『近代』は産業革命に象徴されるような徹底的な合理主義、科学主義が行き過ぎた結果、環境破壊や家族観の崩壊をもたらした、という批判対象です。

それに対し、『現代(ポストモダン)』はこれらを克服し、『近代』を乗り越えていこうという考え方です。

 

現代文は本の一部が抜粋された文章が出題されるため、「唐突に話が始まっている」と感じ、意味が理解しづらくなるのです。

しかし、各テーマの背景知識を押さえていれば、話の展開や筆者の主張が手に取るように分かるのです。

現代文の「背景知識」は、カンニングペーパーみたいなものです。

知っていると知らないとではかなり大きな差が生まれます。

 

読み方が分からない

そもそも文章の読み方が分かっていないと現代文は全く出来ません。

「日本語だから理解できる」は間違いです。

数学と同じように、現代文は「論理的思考力」が非常に重要な科目です。

 

感覚で読んでも正しく文章を理解することは出来ません。

特に入試問題で出題される文章は長いので、なんとなく読み進めていると「で、結局何が言いたかったの?」となってしまいます。

文章の論理構造をしっかり意識しながら、筆者の主義・主張をつかむ必要があります。

 

現代文の読み方をマスターするのは比較的簡単です。

評論文であれば、「しかし」「すなわち〜」「つまり〜」「例えば〜」などの接続詞に意識する、

小説の場合は、登場人物の人間関係や心情変化を捉える、などです。

 

現代文の読み方が分かってくると、驚くほど偏差値が上がりますよ。

 

解き方が分からない

現代文には、「文章に書かれていない」「文章から読み取れない」ことは正解にならない、という絶対的な法則があります。

文章から合理的・論理的に導かれる内容しか答えになりません。

 

勝手に自分で筆者の主張や気持ちを想像してはいけません。

一見すると当たり前ですが、実際に問題を解くと、自分の想像で答えを決めてしまうことがあります。

入試問題は制限時間もありので、急いで解いているとつい無意識的に感覚で答えを選んでしまいます。

特にセンター試験(共通テスト)などの選択問題でありがちです。

 

記述問題では更に厄介です。

文章を理解できていても、それを正しく回答で表現することは別だからです。

ある知識を理解していても、それを誰かに説明するのは非常に難しいですよね。

現代文でも同じです。

 

「自分は正しく文章を理解できている」ということを、誰が読んでも証明できるように記述(回答)するのは高度な技術です。

文章の読み方とはまた違った技術を学ぶ必要があります。

 

読むのが遅い

最後の理由は、「読むのが遅い」ことです。

語彙力・背景知識を持っていても、正しく文章を読んで回答できても、制限時間までに終わらせないと全て無意味です。

 

時間を無制限にして問題を解けば高得点を取れるという人は多いと思います。

ここに現代文の難しさがあります。

 

現代文は日本語ですから、時間をかければ点数が取れてしまうのはある意味当たり前です。

「すばやく」文章を正しく理解する技術を身につける必要があるのです。

 

現代文の苦手克服方法

言ってしまえば、現代文の出来ない理由は5つだけです。

これさえ潰せば現代文は誰でもできるようになります。

そして、これら現代文の出来ない理由を解決する方法は定式化されているため、誰でも簡単に出来ます。

 

語彙力がない人は『ことばはちからダ』で勉強する

「語彙力がない」を解決する方法は簡単です。

『ことばはちからダ』を勉強するだけで解決します。

 

『ことばはちからダ』は河合塾が出版する現代文の超ロングセラー参考書です。

受験に頻出する重要キーワードを初心者でも分かるくらい丁寧に解説してくれます。

『ことばはちからダ』で語彙力を増やした後に現代文を読むと、読みやすさが全然違うことに気づくと思います。

 

背景知識がない人は『ことばはちからダ』で勉強する

語彙力と同様に、背景知識についても『ことばはちからダ』で勉強すればOKです。

『ことばはちからダ』は重要キーワードだけでなく、受験に頻出のテーマについてその背景知識についても解説しています。

『ことばはちからダ』で勉強すれば、語彙力も背景知識も身につくため非常にオススメです。

 

また背景知識については、『ことばはちからダ』で基礎を学んだ後、問題集や過去問などの解説で更に知識を深めていくことが出来ます。

背景知識を獲得するために、『ことばはちからダ』以外の参考書を買う必要はありません。

 

読み方が分からない人は『田村のやさしく語る現代文』で勉強する

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現代文の読み方がわからない、という人は『田村のやさしく語る現代文』で勉強するのがオススメです。

『田村のやさしく語る現代文』では、一から丁寧に文章の読み方を解説してくれます。

「しかし」や「つまり」といった接続詞に注目する方法や、筆者が繰り返し述べていることに注意する方法など、現代文の読み方の基礎の基礎を非常に分かりやすく説明しています。

 

また、会話口調で語りかけるような解説ですので、非常に読みやすく、正に「現代文が苦手」という人に打ってつけの参考書です。

「現代文がどうしてもできない」という方は是非どうぞ。

 

解き方が分からない人は、進研ゼミやZ会の添削を利用する

中堅大志望者

難関大志望者

参考書でも現代文の解き方を学べるのですが、進研ゼミやZ会の添削をオススメします。

特に記述式の回答は、第三者の客観的な採点が必要不可欠だからです。

現代文の回答においては、「正しい論理構造になっているか」「回答にキーワードがおり込まれているか」が非常に重要になります。

自己採点だと、自分の答案が正しいのか判断しづらいですし、最悪なのは間違った知識を身につけ、そのまま入試本番を迎えてしまう危険があります。

 

塾や予備校に通っている方は先生や講師に頼めば良いですが、通っていない方は『進研ゼミ』や『Z会』の添削を利用することを強くオススメします。

MARCHや関関同立、地方国公立大を志望する方は『進研ゼミ』、

早慶や旧帝大などの難関国公立大を志望する方は『Z会』がオススメです。

 

読むのが遅い人は、『テクニック』と『慣れ』が必要

読むのが遅い人は、そこまで心配することはありません。

問題集や過去問を解いていくうちに読むスピードが上がるためです。

読むのが遅い人はとにかく多くの問題に触れるよう意識してみてください。

また時間があれば、日々の生活の中で新聞を読んだり、読書をするのが良いです。

活字に慣れればなれるほど読むスピードが上がるためです。

 

「どうしても読むスピードが上がらない」「入試まで時間がない」という方は、以下の早く読むテクニックを身につけましょう。

早く読むテクニック

  1. 問題文ではなく設問だけ先に読んでから文章を読む
  2. 問題文の傍線部の周辺を集中的に読む
  3. 「例えば〜」「確かに〜」の後は、軽く流し読む

ただ、これらのテクニックに頼るのは最終手段と考えてください。

現代文は論理構造を丁寧に読み取れば必ず解けるようになっているため、下手にテクニックに頼ると逆効果になる恐れがあるためです。

 

まとめ:現代文ができない理由

最後に現代文ができない理由とその対策をもう一度まとめます。

現代文ができない理由

  • 語彙力がない
  • 現代文の背景知識がない
  • 読み方を分かっていない
  • 解き方が分かっていない
  • 読むのが遅い

現代文は捉えようのない科目に見えますが、実はやり方さえ間違えなければ簡単に偏差値を上げることができる科目です。

多くの受験生が「現代文は日本語だから勉強は必要ない」「現代文はセンス」といってあまり力を入れて勉強しません。

それ故、正しいやり方で現代文の勉強をすれば、一気に周りと差をつけることができます。

ここでご紹介した方法で是非取り組んでみてください。

 

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