世界史のおすすめ参考書ルート【志望校別で最短合格する】

おすすめの世界史参考書ルート

みなさんは世界史にちゃんと力をいれて勉強できていますか?

「年号を覚えるのが大変、、、」

「人名がカタカナだらけ、、、」

このように、世界史の勉強を諦めてしまっていませんか?

確かに、世界史は暗記が多く、地道な勉強が必要な科目です。

しかし力をつけてしまえば、どの試験でも安定して高得点が望める科目でもあります。

私も、受験生時代にはセンター試験と国立の二次試験の両方を世界史で受けました。

最初は膨大な暗記量にやる気が失せてしまい困っていましたが、最終的には参考書の上手な使い方を知り、力を伸ばすことができました、

結果、共通テストでは98点をとり、二次試験の論述も高得点を出して京都大学に合格することができました。

本記事では、私の受験時代の経験を元に、世界史の実力をグッと伸ばせるような世界史の参考書をご紹介していきます。

また、それぞれの参考書の特徴に加えて、大学合格までの参考書ルートを志望大学レベル別にご紹介します。

参考書をうまく使いこなすことで、世界史をみなさんの強力な武器にしちゃいましょう!

世界史の基本の勉強ステップ

世界史の勉強ステップ

世界史で得点を取るためには、以下の勉強を順にしていくのが効率的です。

  1. 時代と地域の全体像を把握する
  2. それぞれの出来事の因果関係や背景を理解する
  3. 単語や年号を暗記する
  4. アウトプット

それぞれのステップについて、なぜこの順番なのかも踏まえてご説明しますね。

時代と地域の全体像を把握する

まず、教科書を用いて世界史全体の動きを把握しましょう。

どの時代にどの地域でどんな国が攻防を繰り広げたのかを理解するだけでも、暗記がかなりスムーズに進みます。

勉強の仕方としては、教科書やインプット用の参考書を読むしかありません。

読んでいるだけだとどうしても眠くなってしまうので、自分なりに年表を書きながら読むのがオススメですよ。

それぞれの出来事の因果関係や背景を理解する

次に、出来事の因果関係や背景を理解しましょう。

例えば、ローマ帝国ではわずか100年程度の間に、キリスト教が迫害対象から国教になりました。

この事実自体を覚えることはもちろん大事ですが、もっと大事なのはなぜこの事実が生まれたのか、というところです。

これを覚えることで、記述式の問題にも対応できるような知識量がつきます。

単語や年号を暗記する

次に、いよいよ単語や年号の暗記です。

暗記をしてはじめて、世界史のテストで点数が取れるようになります。

一番地道で先の見えない作業ですが、頑張りどころとなるステップです。

アウトプット

最後に、アウトプットです。

記憶を定着させるために、どんどん問題を解きましょう。

本番の問題形式に論述が含まれている方は、このステップがとても重要となります。

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世界史のおすすめ参考書9選

おすすめの世界史参考書

ステップごとのおすすめの参考書をご紹介していきます。

ステップ1:時代と地域の全体像を把握する

タテから見る世界史 パワーアップ版

特徴
・国/地域ごとに、通史を一気に整理できる
・暗記ブック付き

教科書って、時代ごとに色々な地域に移って説明が進んでいきますよね。

そのため、読んでいるうちに自分がどの時代の勉強をしているか分からなくなり、混乱してしまうことが多いと思います。

この参考書は、地域ごとに通史で学ぶことができるため、頭の混乱を整理するのにピッタリです。

また、地域ごとの説明を求められることが多い国立の二次試験対策にも適しています。

こんな人におすすめ
・時代と地域が頭の中で混乱してしまっている方
・地域ごとの論述が課される方

最新世界史図説タペストリー

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特徴
・世界史の知識を網羅的につけることができる
・一生使える

世界史の資料集です。

それぞれのステップで勉強したことがすべて詰まっているため、あとから見返すのに最適です。

また、世界史の知識は一生モノです。

私は受験が終わった今でも、海外旅行に行く前に復習のつもりで愛読しています。

こんな人におすすめ
・暗記がある程度終わっており、通史と合わせて復習したい方

ステップ2:それぞれの出来事の因果関係や背景を理解する

ヨコから見る世界史 パワーアップ版

特徴
・時代ごとに、地域を横断した出来事の因果関係を整理できる
・暗記ブックつき

これこそ、出来事同士の因果関係を理解するのにピッタリな参考書です。

同じ時代に、世界でどのようなことが同時に起こっているかわかるため、年号暗記にも適しています。

こんな人におすすめ
・時代と地域が頭の中で混乱してしまっている方
・年号暗記が苦手な方

ステップ3:単語や年号を暗記

山川世界史一問一答

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山川出版社
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特徴
・山川の教科書や用語集に対応
・難易度別に単語が3段階に分けてある
・アプリあり

山川の世界史の教科書や、用語集を使っている方におすすめです。

問題文が簡潔にまとまっているため、問題文をそのまま記述式問題の解答のお手本にすることができます。

また、アプリと併用できるため、電車やバス通学の方はスキマ時間に利用するのもいいでしょう。

こんな人におすすめ
・単語暗記をしたい方全員
・スキマ時間にスマホで暗記をしたい方

世界史B一問一答【完全版】  東進ブックス

特徴
・圧倒的な収録語数
・難易度別に単語が3段階に分けてある
・ポケットサイズで持ち運びが便利

私の高校時代の一番の愛読書です。

かなり詳しく、マイナーな単語までしっかり網羅されており、京大二次試験にも十分な知識量をつけることができました。

付箋と赤シートを上手く活用することで、記憶の定着を図ることができます。

こんな人におすすめ
・単語暗記をしたい方全員
・早慶・旧帝大以上志望の方

ステップ4:アウトプット

大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる本

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KADOKAWA
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特徴
・共通テストに必要な実力を、過不足なく身につけることが出来る
・知識を用いた思考力をつけることが出来る

世界史全般にわたって知識は必要ですが、問題形式によって必要なアウトプット方法は変わってきます。

この参考書は、共通テストに合わせた実力がつくため、共通テストでのみ世界史Bを使う方は必読です。

こんな人におすすめ
・共通テストでのみ世界史Bが必要な方

実力をつける世界史100題 Z-KAI

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特徴
・どの問題形式にも対応できるアウトプット力を身につけることができる
・短い記述問題の力をつけることができる

空欄補充や短めの記述問題など、記号問題以外の問題形式にまんべんなく慣れることができます。

自分の実力試しにもピッタリです。

こんな人におすすめ
・基礎力がついている難関国公立大・早慶志望者

段階式世界史論述のトレーニング

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特徴
・文字数を徐々に増やしながら論述練習ができる
・志望大学の文字数に合わせて、演習を積むことが出来る

100字未満の記述から、300字以上の大論述まで、段階的に演習をしていくことができます。

大論述に苦手意識がある方でも徐々に慣れていくことが出来るため、論述初心者に使ってほしい一冊です。

こんな人におすすめ
・論述に苦手意識を持っている方

世界史論述練習帳NEW

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特徴
・大論述の問題集形式
・論述に必要な構成要素をわかりやすく解説

東大・京大・一橋をはじめとする、大論述が課される大学志望の方におすすめです。

暗記はすでに一通り終わっており、通史も因果関係も理解できていることが前提です。

大論述の構成において必要な構成要素(影響・意義・比較など)をわかりやすく理解することが出来ます。

こんな人におすすめ
・大論述が課される旧帝大志望の方

【志望大学別】世界史の参考書ルート

世界史の参考書ルート_東大、京大、早慶、共通テスト

ここまで、全9冊の世界史の参考書をご紹介してきました。

もちろん、9冊全てをやり切らないと力がつかないというわけではありません。

自分の現在の実力と目指す志望大学に合わせて、適切に参考書を組み合わせることが大切です。

本記事では、以下4つのルートにわけて、参考書のオススメの組み合わせをご紹介していきます。

  • センター試験(共通テスト)向けおすすめ世界史参考書ルート
  • MARCH・関関同立志望者向けおすすめ世界史参考書ルート
  • 早慶志望者向けおすすめ世界史参考書ルート
  • 東大・京大・一橋大志望者向けおすすめ世界史参考書ルート

この4ルートでは、それぞれ目標とするレベルや解答形式が異なります。

入試本番までの限られた時間を効率的に使うために過不足のないような提案となっているので、ぜひ参考にしてみてください。

逆転合格のためのスケジュールと勉強計画の立て方。簡単な3ステップを紹介

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センター試験(共通テスト)向けおすすめ世界史参考書ルート

ステップ レベル 参考書
全体像を把握 基礎 学校の教科書
基礎 タテから見る世界史 パワーアップ版
因果関係の理解 基礎 学校の教科書
基礎 ヨコから見る世界史 パワーアップ版
単語と年号の暗記 基礎 世界史B一問一答【完全版】 ★3のみ
アウトプット 基礎 大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる本

共通テストでのみ世界史を使う方向けの参考書ルートです。

共通テストでは、私大や国公立二次のようなマニアックな知識が必要となる問題は基本的に出題されません。

逆に、基本的な知識を用いながら写真や資料を読み解くような、思考力が要求される問題が出題されます。

そのためこの参考書ルートでは、基礎的知識をしっかり覚えつつ、共通テストに特徴的な出題形式に慣れることができるような参考書の組み合わせとなっています。

全体像を把握、因果関係の理解

まず、「学校の教科書」と「タテから見る世界史 パワーアップ版」と「ヨコから見る世界史 パワーアップ版」を用いて世界史の流れを理解しましょう。

1800年までは、1世紀ごとにどこに何の国があり、どんな攻防があったか、は最低限言えるようになっておきたいです。

単語と年号の暗記

次に、「世界史B一問一答【完全版】」を用いて単語の暗記に入っていきます。

学校で山川の教科書や用語集を使っている人は、「山川世界史一問一答」を使うのもオススメです。

学校で全範囲履修が終わっていない人は、授業の進度に合わせて一問一答を進めていくのが良いでしょう。

共通テストに必要とされるレベルは、★3のみです。

★2や★1までやると少しオーバーワークになってしまうため、よっぽど余裕がある人以外は★3で留めておき、他教科に時間を使ってください。

一問一答で★3をあらかた覚えると、頭の中がかなりすっきり整理されている状態だと思います。

アウトプット

この段階まで頑張れたら、最後に「大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる本」でアウトプットの練習をしましょう。

解き方のコツなどが載っており、今まで獲得してきた知識を点数に変える方法がわかりますよ。

この参考書ルートの標準的な所要期間としては、1年程度です。

一問一答は3か月程度、アウトプットは2か月程度を目安にしてみてください。

やはり暗記がかなり多いため、どうしても同じ参考書を続ける期間が長くなってしまいます。

飽きて途中でやめてしまったりしないように、章ごとにいつまでに終わらせるかをスケジュールにするのがオススメです。

(「その日できる分を進める」というスタンスでやっていると、「今日はできなかった」という日を自分で認めてしまうことになるので…)

MARCH・関関同立志望者向けおすすめ世界史参考書ルート

ステップ レベル 参考書
全体像を把握 基礎 学校の教科書
基礎 タテから見る世界史 パワーアップ版
因果関係の理解 基礎 学校の教科書
基礎 ヨコから見る世界史 パワーアップ版
単語と年号の暗記 やや難 世界史B一問一答【完全版】 ★3、のみ
アウトプット やや難 実力をつける世界史100題 Z-KAI

MARCH・関関同立志望者向けの方にオススメの世界史参考書ルートです。

MARCH・関関同立の世界史の求められるレベルは、教科書完璧レベルです。

出題傾向としては一問一答や記号、正誤判断で解答する形式が多いです。

(一部の学部では論述も出題されるため、志望学部の過去問確認は必須です。)

簡単に答えられる形式である分問われる知識のレベルは高いため、共通テストレベルに比べて暗記量が多くなってきます。

そのため、MARCH・関関同立志望者向けの参考書ルートでは、暗記中心となっています。

全体像を把握、因果関係の理解

まず、「学校の教科書」と「タテから見る世界史 パワーアップ版」と「ヨコから見る世界史 パワーアップ版」を用いて世界史の流れを理解しましょう。

私大特有の正誤判断の問題では、かなり細かいところに誤文が隠されていたりするため、似た単語などを混同しないように特に注意しましょう。

単語と年号の暗記

次に、「世界史B一問一答【完全版】」を用いて単語の暗記に入っていきます。

学校で山川の教科書や用語集を使っている人は、「山川世界史一問一答」を使うのもオススメです。

学校で全範囲履修が終わっていない人は、授業の進度に合わせて一問一答を進めていくのが良いでしょう。

一問一答では、★3と★2をマスターできるように頑張ってください。

基本的には★2までやっておけば、他の受験生と差がつくことはないレベルまでの知識を得られます。

もし、世界史を自分の強力な武器にしたい!と考えている場合は、入試までの残り時間と相談して★1もやってみるのもアリだと思います。

アウトプット

暗記があらかた終わったら、「実力をつける世界史100題 Z-KAI」でアウトプットの練習をしましょう。

この100題を全部やりきると、様々な問題形式に対応できるようになります。

また、知識を単純に取り出す力だけでなく、取り出した知識を元に思考する力がつきます。

もちろん、間違えた問題は復習を忘れないようにしましょうね。

標準的な所要時間は1年です。

一問一答は3か月程度、アウトプットも3か月程度を目安にしてみてください。

暗記系の科目は、定期的な復習が鍵です。

1周するだけでは、記憶に定着させるのはなかなか難しいので、何周もする必要があります。

1周目は何日まで、2周目は何日まで…というように、入試までの日数を逆算して計画的に進めましょうね。

MARCH・関関同立に合格するために必要な勉強時間は?

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早慶志望者向けおすすめ世界史参考書ルート

ステップ レベル 参考書
全体像を把握 基礎 学校の教科書
基礎 タテから見る世界史 パワーアップ版
因果関係の理解 基礎 学校の教科書
基礎 ヨコから見る世界史 パワーアップ版
単語と年号の暗記 世界史B一問一答【完全版】 ★3・2・1
アウトプット やや難 実力をつける世界史100題 Z-KAI
過去問

早慶志望者向けのオススメの参考書ルートです。

早慶の入試は、かなり細かい知識が求められます。

一問一答のレベルだけでいえば、なんと東大・京大・一橋よりも高いです…!

早慶を目指すのであれば、相当な暗記量も覚悟して頑張ってくださいね。

全体像を把握、因果関係の理解

まず、「学校の教科書」と「タテから見る世界史 パワーアップ版」と「ヨコから見る世界史 パワーアップ版」を用いて世界史の流れを理解しましょう。

早慶では、1年ごとの出来事の並べ替えや、革命前後だと月ごとの並べ替えまで要求されます。

出来事の因果関係や流れを細かく正確に理解し、このような問題に対応できるようにしましょう。

単語と年号の暗記

流れや因果関係を覚えたら、次に一問一答で単語の暗記に入ります。

★3、★2、★1まで全て飛ばすことなく暗記しましょう。

★1ともなると、教科書には載っておらず、資料集の片隅に小さい文字でしか書いていないような単語までリストに入っています。

気の遠くなる作業ですが、頑張って何周もして記憶に定着させてください。

アウトプット

暗記が終わったら、アウトプットの練習に入ります。

最初は、「実力をつける世界史100題 Z-KAI」で知識を取り出す練習をします。

問題の意図を理解して、正しく答える力を身につけることが出来ます。

100題解き終えた時点で、かなりの実力がついていること間違いなしですが、早慶レベルにはまだ足りません。

実力を本番レベルに近づけるために、「実力をつける世界史100題 Z-KAI」を終えた後は赤本を用いて過去問をこなしましょう。

本番どのような問われ聞かれ方をするのかを知り、練習しておくことで志望大学に見合った実力に仕上げていきましょう。

東大・京大・一橋大志望者向けおすすめ世界史参考書ルート

ステップ レベル 参考書
全体像を把握 基礎 学校の教科書
基礎 タテから見る世界史 パワーアップ版
因果関係の理解 基礎 学校の教科書
基礎 ヨコから見る世界史 パワーアップ版
単語と年号の暗記 世界史B一問一答【完全版】 ★3・2・1
アウトプット やや難 大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる本
段階式世界史論述のトレーニング

東大・京大・一橋大志望者にオススメの世界史参考書ルートです。

東大・京大・一橋大では、かなり細かい知識に加えて、大論述を書き上げるための記述力も必要となってきます。

大論述に多く配点があり、大論述で高得点を取るには出来事の流れと因果関係を正しく理解する必要があります。

全体像の把握と因果関係の理解

ここでかなり役に立つのが、「タテから見る世界史 パワーアップ版」「ヨコから見る世界史 パワーアップ版」シリーズです。

大論述では、地域ごとに通史を聞かれるパターンと、何か一つのテーマを提示してそのテーマにまつわる世界中の出来事を聞かれるパターンが多いです。(例:砂糖の歴史)

このような論述問題に対応するために、まず「タテから見る世界史 パワーアップ版」「ヨコから見る世界史 パワーアップ版」の読み込みを深めておきましょう。

東大・京大・一橋大では、一問一答のような知識問題よりも出来事のつながりを理解できているかどうかを確認するような問題が多いです。

出来事を順番に丸覚えするような暗記の仕方はしないように心がけてくださいね。

単語や年号の暗記

次に、一問一答形式で単語の暗記を終わらせてしまいましょう。

言うまでもなく、★3~★1まで全部です!

苦しいとは思いますが、これを覚えきってしまうと論述をかなり楽に解くことが出来るようになります。

アウトプット

一問一答を終えたら、「段階式世界史論述のトレーニング」で論述に慣れていきましょう。

文字数が少ない問題から徐々に多い問題に移っていくので、抵抗なく記述の練習ができます。

自分の志望大学で出題される論述の文字数まで達したら、途中で終わっても大丈夫です。

次に、「世界史論述練習帳NEW」で大論述の実践問題の数をこなしましょう。

この参考書は、論述に盛り込むべき要素をわかりやすく示しながら解き方を教えてくれます。

知識はあるけれど論述で得点がとれない、という状態を回避するためにもオススメです。

ここまで頑張れたら、最後に赤本の過去問を使って仕上げです!

本番焦らないように、出題形式をしっかり体に馴染ませましょうね。

MARCH・関関同立に合格するために必要な勉強時間は?

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世界史参考書ルートまとめ

本記事ではたくさんのオススメ参考書をご紹介しました。

世界史で高得点を取るカギは、やはり暗記です。

地道な作業で辛いと思いますが、これを乗り切った人だけが本番で合格点を取ることが出来ます。

また、世界史の勉強は入試だけでなくその後の人生でもとても役に立ちます。

大学生である自分自身、世界史の知識のおかげで、何気ないニュースやW杯、海外旅行などを人一倍楽しめていると強く感じます。

入試のため、そしてそのあとの人生を楽しむためにも今悔いのないように世界史の勉強を頑張ってくださいね。

みなさんの成功をお祈りしています!

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