「今の勉強が正しいのか不安、、、」
「今の成績では志望校に合格できない、、、」
「もっと効率的に偏差値を上げないと、、、」
このように悩んでいる受験生は多いのではないでしょうか。
受験において勉強することは重要なのはもちろんなのですが、「勉強の仕方を勉強する」ことも非常に重要です。
これがないとただがむしゃらに勉強するだけとなってしまい、せっかくの努力が無駄になってしまいます。
私は勉強法をかなり工夫することで、偏差値40の底辺高校に通っていながら旧帝大に合格することが出来ました。
この記事では、実際に私が受験勉強で実践した勉強法をご紹介します。
全て科学的に有効と実証された方法なのでかなり参考になると思います。
もくじ
大学受験の勉強法【基本中の基本】
ここでご説明するのは当たり前のことしか書いていません。
もっと実践的なことが知りたい方は次の見出しまでジャンプしてください。
=>次の見出し「科学的に実証された効率的な勉強法」までジャンプ
でも底辺高校や自称進学校の生徒にとっては、当たり前じゃないかもしれないのでご説明します。
実際私はこのことを全く知りませんでした。
まずは以下5つのポイントは抑えるようにしてください。
これだけでも勉強効率はかなりアップします。
- 勉強計画を立てる
- 英数先行型
- 少科目主義
- 復習徹底主義
- 学校の授業を優先しない
順番にご説明します。
計画を立てる
受験を効率的に進める上で何よりも重要なのが「計画を立てる」ことです。
計画をしっかりと立てないまま勉強するのは、地図を持たないまま船で航海するのと同じです。闇雲に勉強しても合格へは全く近づきません。
計画とは、定められた目標を達成するまでの手順です。
効率的に勉強を進めるためには、日々の勉強の一つ一つが志望校合格という目標に正しく紐付いていなければなりません。
そのために受験計画が必要なのです。
正しい受験計画の立て方は下記記事をどうぞ。
-
逆転合格のためのスケジュールと勉強計画の立て方。簡単な3ステップを紹介
続きを見る
英数先行型
こちらはその名の通り、英語と数学を優先的に勉強し、早めに仕上げておく戦略です。
英語と数学は国公立大学受験において特に重要な科目ですが、完成するまでに相当時間がかかります。
この2科目を受験の早い段階である程度まで仕上げることで、受験後半に精神的にかなり余裕が生まれます。
イメージとしては、3年生の10月までは、英語と数学を重点的に勉強し、基礎応用がしっかり身についている状態とします。
10月以降の英語と数学の勉強は、志望校の試験対策だけやるようにします。
志望校対策だけとなると必然的に勉強時間は減りますので、その浮いた時間を国語や社会、理科といった教科の勉強に費やすことができます。
英数を重点的に勉強している3年生の10月までは、その他の教科の勉強は学校の授業を活用するなど最低限にとどめておけばOKです。
少科目主義
国公立大学を受験する方はセンター試験を受けなければならないため、7科目も勉強しなければなりません。
しかし、いくつもの科目を同時並行的に進めず、1~2科目ずつ丁寧に仕上げていくことを意識して下さい。
1日あるいは1週間の間に、3科目も4科目も勉強してしまうと、頭が混乱してしまい、知識がうまく整理されません。
1科目ずつ順番に仕上げると、1科目1科目仕上がる度に気持ちに余裕が生まれます。
復習徹底主義
エビングハウスの忘却曲線という法則をご存知でしょうか。
人は勉強したことを1日後には66%も忘れてしまいます。
一回しか触れない情報については、人間の脳はそれを重要なものと認識せず、すぐに忘れてしまいます。
そのため、繰り返し復習して、脳に「大事な情報だ」と刷り込ませる必要があります。
1日の終わりにその日勉強したことを軽くおさらいする。
1週間のうち、日曜日を「復習日」に設定し、その1週間で学んだことを復習するだけの日にします。
そして1ヶ月後にはまた、1ヶ月間学んだことを復習します。
こうすることで脳は、勉強した内容を、脳にとって重要な情報だと認識し、簡単に忘れない知識となります。
受験の間は、プレッシャーも強く先に先にと勉強を進めたくなりますが、「急がば回れ」で復習に何よりも力をいれるようにしましょう。
学校の授業を優先しない
学校の勉強を頑張ったからといって、志望校に合格できるわけではありません。
超進学校に通っている受験生ならまだしも、普通の進学校あるいは底辺校に通う受験生は学校の先生の言うことを鵜呑みにしてはいけません。
学校の授業は、1対複数であるため、個人にとっては画一的で、簡単すぎる、あるいは難しすぎる、ということがほとんどです。
そうした授業に真面目に付き合って時間を無駄にしてはいけません。
特に逆転合格を目指す受験生は、1秒たりとも時間を無駄にはできません。
自分なりに工夫して受験戦略を立て、早めに学校に見切りをつけて授業中は内職をするなど時間を有効活用しましょう。
科学的に立証された超効率的な勉強法
ここから今から実践できる超効率的な勉強法をご紹介します。
「効率的な勉強法」ほど不正確に語られるものはありません。
巷には「効率的な勉強法」というものが溢れていますが、そのほとんどが科学的根拠がなく個人的経験に基づくものです。
中には科学的根拠を謳うものもありますが、その内容を噛み砕き、「受験勉強」という具体的なフィールドに適した形に落とし込んだものはありません。
今日は、以下4つだけ覚えてください。
これだけ覚えればあなたの勉強の効率はかなりアップします。
効率的な勉強法
順番に詳しくご説明します。
教科書・参考書の復習は非効率、問題集を繰り返すことが効果的
認知心理学者のKarpickeとRoedigerが行った実験及び認知心理学学者のKornellとBjor kが行った実験により、以下のことが分かっています。
- 【勉強】の反復回数を増やしても、記憶の定着にはほとんど効果がない
- 【テスト】の反復回数を増やすと、記憶の定着率が劇的に上がる
- 既に【テスト】で正解できた問題でも、その後、繰り返し【テスト】をすると、記憶の定着が大幅に上がる。
- 勉強したことのない内容を【テスト】することに、ほとんど効果がない
用語解説
【勉強】:教科書や参考書を読んで理解すること(≒暗記)
【テスト】:問題集や過去問を解くこと
まとめると以下のようになります。
「繰り返し学習することが大事」というのは良く聞くと思います。
大切なのは、「何を」「どのように」繰り返し学習するか、です。
教科書や参考書を繰り返し読んでも全く意味がないのです。
また、問題集で解けた問題については「この部分は覚えている!」 と安心して、まだ覚えていない部分ばかりに集中する人が多いと思います。
すでに覚えてしまった内容でも繰り返し【テスト】すると、忘れにくくなる、ということは意外な事実ではないでしょうか。
これらの知見から「とにかく問題集でアウトプットしまくれば良い」と考えるのは早計です。
【テスト】の効果が発揮するのは、覚えている内容を解く時だからです。
知識を「学習しことがあるかどうか」「思い出せるかどうか」で分類し、それぞれの知識でもっとも効率的な学習法を以下の図でまとめます。
上の図では、「学習済みであるが、思い出せない知識」については、「勉強」も「テスト」もどちらも可、と記載しています。
これは「テスト(=問題を解く)」という行為が、答え合わせ時に正しい答えを知ったり、解説を読むという「勉強」を兼ねているためです。
この図から分かるとおり、受験勉強においては、「未修範囲を減らすために集中的に勉強するフェーズ」と「問題集を解きまくり(=テスト)知識を定着させるフェーズ」を分けるのが効率的です。
「未学習」や「学習済みだが思い出せない」知識の割合が多い段階では【勉強】が効率的です。
【勉強】を集中的に取り組むことで、次第に「学習済みだが思い出せない」知識、「思い出せる」知識が増えてきますので、【テスト】のフェーズに移行して一気に記憶に定着させるのです。
また、参考書や問題集を選ぶときに難易度が非常に重要ということも言えます。
下の図のように、参考書は難しい(=分からないものが多い)のが良く、逆に問題集の難易度設定においては「やや簡単」と感じるレベルがオススメということが分かりますね。
問題集で分からない箇所が多すぎる場合、問題集のレベルを落とすか、いったん参考書に立ち返って勉強しなおすのが良いです。
この意味において、学校や予備校の授業は完全に非効率であることがわかります。
授業はここで説明した「勉強」に該当します。
授業はあなた一人のために設定されたものではないため、あなたが既に学習し、思い出せる内容も含まれています。
前述のとおり、思い出せる知識を「勉強」するのは非常に非効率です。
学校や予備校の授業より、スタディサプリで自分の苦手分野(=知らない知識が多く含まれる分野)だけ授業を取るのが一番効率が高いです。
また、スタディサプリは1回の授業が15分で設定されていますし、巻き戻しや早送りも出来ますので、「思い出せない知識」だけ集中的に授業を受けることが出来ます。
間隔を開けて学習すると記憶の定着率が上がる
【テスト】を繰り返すことが効率的とご説明しましたが、ただ繰り返すのではなく、「間隔をあけて」繰り返すことが重要です。
バーリック博士の研究(Bahrick,& Bahrick,1993)によると、テストの間隔が短い程、知識の定着率が落ちることが分かりました。
では具体的に、何日間隔を開ければ良いのかでしょうか。
正直に言うと、受験勉強に直接応用できる研究は見つかりませんでした。
ただし、復習の最適な間隔を見つけるための手がかりとなる研究がありましたのでご紹介します。
最適な復習の間隔
- 試験が何日後かによって最適な間隔は変わる
- 復習の間隔を一定にするより、復習の度に間隔を伸ばしていくことが有効
- 思い出しづらい知識をテストする程、効果的
- 間隔は短すぎるより、長すぎる方が良い
Cepedaらによる研究で、最適な復習の間隔は、記憶を何日保持しておきたいか=
試験が何日後か | 復習の間隔 |
7日 | 1日 |
35日 | 11日 |
70日 | 21日 |
350日 | 21日 |
しかしこの研究は、あくまでも復習回数が1回の研究です。
そのため記憶の保持率も20~50%と小さめです。
受験勉強においては、記憶の保持率が50%であれば話にならないでしょう。
保持率を高めるために、何度も繰り返し復習する必要があるのです。
復習の間隔を一定にするより、復習の度に間隔を伸ばしていくことが有効であると、Paul Smolen, Yili Zhang, and John H. Byrneらによる最新の研究で明らかになっています。
また同じ研究から、思い出しづらい知識をテストする程、脳の神経細胞が活性化され、記憶を増強すると示唆されています。
一旦忘れて復習する。そしてまた忘れて復習する。
これを繰り返すのが良いのです。
まずは、ポーランドの研究者Piotr Woźniakが提唱する以下の繰り返しのタイミングを参考にしてみてください。
復習回数 | 復習のタイミング |
1回目 | 勉強した翌日 |
2回目 | 1回目の復習の7日後 |
3回目 | 2回目の復習の16日後 |
4回目 | 3回目の復習の35日後 |
復習時にあまりにも簡単に思い出せるのであれば、もう少し間隔を開けるなど自分なりの最適な間隔を見つけてください。
復習している時に全く思い出せないとガッカリし、もっと復習のタイミングを早めないと」と思ってはいけません。
Cepedaらによる複数の研究で、「間隔は短すぎるより長すぎるくらいの方が良い」と分かっています。
似たような内容を同時に学習すると定着率や応用力が上がる
何かを学習する時は大抵、"固まり"ごとに進めると思います。
一つのトピックをマスターした後に次のトピックに進む、という感じですね。
しかし、このような集中学習より、様々なトピックを混ぜ合わせて学習することが効率的である、と最新の研究で明らかになっています。
ここではこの学習法を、「混ぜ合わせ学習(Interleaving learning)」と呼びます。
心理学者のTaylor, K., & Rohrer, D. (2010)の研究では、「混ぜ合わせ学習は、集中学習より、記憶の定着率が優れている」ことが分かっています。
また、混ぜ合わせ学習は、記憶だけではなく、応用力の向上にも効果的であることが分かっています。
例えば、Rohrer, D., & Taylor, K. (2007)の研究では、数学や物理の問題において、混ぜ合わせ学習すると、特定のトピックを集中的に学習より、「最適な解法を選択する技能が向上する」ことが分かっています。
このことは特に、受験勉強において大きな意味を持ちます。
受験数学にはひらめきやセンスは不要で、如何に数多くの解法をストックし、最適な解法を選べるかかが重要だからです。
混ぜ合わせ学習は、より効率的に解法をストックでき、それと同時に最適な解法を選び出す力も鍛えられる、という一石二鳥の学習法なのです。
心理学者のRohrer, D. (2012)の研究により、関連性や類似点あるいは相違点を理解するのに効果的である、と分かっています。
例えば英文法において、「現在形」「現在進行形」「現在完了形」「現在完了進行形」はめちゃくちゃややこしくて理解しづらいですよね。
ややこしいからこそ一緒に勉強することで、共通点や相違点の違いの理解が深まるのです。
一つ一つの情報を個別で理解するより、関連性や類似点・相違点を理解した方が応用力が高まるのは当然です。
文法問題の引っかけ問題にも難なく対処できるでしょうし、英作文においても正しい文法で回答できるようになります。
混ぜ合わせ学習で注意が必要なのは、あくまでも関連するトピックを学ぶことです。
関連が薄いものを混ぜ合わせても効果はありません。
例えば、数学と英語を混ぜても効果がないのはもちろん、同じ科目でも、英文法で「関係代名詞」と「動名詞」のように関連性が薄いものを混ぜて勉強しても効果は薄いです。
効果があるのは、「動名詞」と「形容詞」や「不定詞」など関連性があるものです。
混ぜ合わせ学習は、負荷がかかる学習法でしょうが、同じ時間をかけてひとつひとつのスキルを順に習得する場合よりも、はるかに大きな成果が得られます。
混ぜ合わせ学習の効果をまとめると以下のようになります。
混ぜ合わせ学習の効果
- 長期の記憶保持に効果的
- 数学や物理など最適な解法を選ぶ力が向上する
- 関連性や類似点あるいは相違点を理解しやすくなる
制限時間を設けると集中力が上がる
LaPorte とNathの研究で、「制限時間を設けると、より早く・より真剣に課題に取り組む」ことが分かっています。
逆に制限時間がないと、時間をかけて課題に取り組むようになります。
よく「勉強を勉強時間で測ってはいけない、何ページ勉強したかで測らないといけない」と言われます。
これはこれで正しいのですが、勉強時間を気にせず学習すると、ダラダラと時間をかけて勉強することになります。
これでは、長時間勉強したという虚無な満足感だけ残り、実際には非効率な勉強でライバルにますます差をつけられてしまいます。
タイマーを使って、自分に制限時間を課すようにしましょう。
「今日は10ページ進める」「15問解く」という目標設定した上で、「50分以内に解く」という時間制限を設けましょう。
これだけで、集中力が増し、学習のスピードが上がります。
下記の記事では、ここで紹介した科学的エビデンスを更に噛み砕き、各教科ごとの勉強法を具体的にご説明しています。
独学で合格を目指す大学受験勉強法
大学受験では、「予備校に通う受験生」と「独学で頑張る受験生」に分かれます。
予備校も独学もそれぞれメリット・デメリットがあり、自分にあったやり方を選ぶ必要がありますが、「効率性」においては独学に軍配が上がります。
ただ予備校と違い、自分で勉強計画や勉強方法を確立する必要があります。
「独学で合格を目指す!」という受験生は下記記事が参考になるので合わせてどうぞ
-
大学受験で塾なしで合格するための勉強法
続きを見る
科目別の勉強方法
以上は受験勉強の総論として効率的な勉強法をご紹介しました。
ここからは科目ごとに効率的な勉強法を細かくご紹介します。
英語の勉強法
大学受験で一番重要と言っても過言ではないのが「英語」です。
配点も高いため得意科目にすると一気に受験が楽になりますが、英語が苦手だと相当不利です。
ただ英語は正しい勉強法で勉強すれば誰でも得意科目にすることが可能です。
以下のステップで勉強するだけで必ず偏差値が急上昇します。
- 単語、文法を詰め込む
- 英文解釈を身につける
- 長文をひたすら多読する
英語の全ての基礎は「単語と文法」です。そして、その「単語と文法」を紡ぐのが「英文解釈」です。英語の思考回路が出来るまで「長文多読」すれば偏差値は70まで上がります。
詳しい勉強法は下記記事をどうぞ。
-
大学受験の英語勉強法とおすすめ参考書【偏差値40のバカ高から旧帝大に合格】
続きを見る
数学の勉強法
国公立大受験生にとって、英語と同じくらい重要なのが「数学」です。
そして最も苦手とする受験生が多い科目が「数学」なのです。
ただし、どれだけ数学が苦手であっても上達のための正しい方法論が受験数学には存在します。
- 「基礎体力」を身につける
- 「解法」を暗記する
- 「試行力」を養成する
受験数学の大半は「暗記」で乗り切れます。
入試問題の9割はどこかで出題された定番問題(もしくはその融合)です。そのためそれら定番の解法を暗記すれば一気に点数が伸びます。
数学の詳しい勉強法は下記記事をどうぞ。
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大学受験の数学勉強法とおすすめ参考書【偏差値30→70】独学で苦手を克服
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国語の勉強法
英数に次いで重要な科目が「国語」です。国語の中で最も重要なのが「現代文」です。
現代文は「センス」「フィーリング」といってあまり勉強しない受験生が多すぎます。
現代文は断じてセンスなんかじゃありません。勉強法が確立され、正しく勉強すれば必ず偏差値は上がります。
現代文を解く力は下記三つの力で構成されています。これら三つの力を確実に鍛えることで現代文の偏差値は必ず伸びます。
- 語彙力
- 読解力
- 解答力
「現代文でも語彙力が必要なの?」と意外に思われるかもしれませんが、非常に重要な役割を果たします。
現代文で頻出する「評論文」においては日頃聞き慣れない単語を多く使用されます。
そうした単語を十分に理解していないと、正しく文章を理解できないのは当然でしょう。
「読解力」は文章の意味・構成から、筆者の考えを正しく読み取る能力です。
「解答力」は、選択式においては「問題文から論理的に正解と思われる解答を選択する」、記述式においては「自分の答案を効果的に論証する」能力のことです。
以上の3つの力を伸ばせば確実に偏差値は上がります。
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現代文の大学受験勉強法。独学で偏差値40→70まで上げる勉強方法とは
続きを見る
理科の勉強法
理科の得点配分は英数国に比べ低いため、あまり多くの時間を費やすことはできません。
学校の授業を利用することを基本方針とし、効率的に勉強することを心がけましょう。
理科の勉強のはじめは、教科書の例題を解くなど公式の理解・暗記からです。
10月までは授業+αの勉強で公式の理解・暗記を完璧にし、10月以降に少しずつ演習問題に取り組み応用力を身につけます。
社会の勉強法
社会は暗記が非常に重要な科目です。
いかに暗記を効率的に進められるかがポイントです。
コツはストーリーとして暗記することです。
いきなり、人物名や年号など個別具体の事柄を覚えようとせず、まずは全体の流れを捉えるようにしてください。
全体の流れを理解しておけば、具体的な人物名や地理名の単語を覚える際に、そのストーリーが引き金となり、簡単に覚える(=思い出せる)ようになります。
もう一つ重要なのはアウトプットです。
インプッした後すぐにアウトプットすることが大切です。アウトプットは問題集を解くだけではなく、単に思い出すという作業でも問題ありません。
インプットとアウトプットを何度も繰り返すことで、脳がそれを重要なことと認識するため記憶に定着しやすくなります。
モチベーションを保つ方法
受験勉強は長期戦です。時にはしんどくなったり、面倒になることがあります。
そんな時に流されて勉強をやめてしまうか、歯を食いしばり勉強を続けるかが合格を大きく左右します。
「受験が辛い」と感じる時は下記方法を試して見てください。
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受験勉強でやる気が出ない日におすすめの対処法6つ
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勉強を習慣化する方法
受験勉強を初めて間もない方は、勉強を継続的に続けることに難しさを感じていることでしょう。
受験勉強して良い大学に入るという目標の重要性は理解しているが、目先の娯楽や誘惑に流されるのは無理もないことです。
しかし、今勉強しないと受験間近に間違いなく後悔します。
勉強を習慣化できていない方は下記記事を参考にして勉強を定着化させるようにしてください。
まとめ
結局、大学受験を有利に進めるために必要なことは、やるべきこと、やるべきでないことの優先順位をつけることです。
大学受験は勉強のやり方さえ間違えなければ、今どれだけ偏差値が低くても志望校に合格することが出来ます。
今回ご紹介した勉強法で受験勉強に取り組めば驚くほど早く偏差値が上がっていくことを実感できると思います。
皆さんここが人生の岐路だと思い頑張りましょう!応援しています。