偏差値が高いのはどこから?いくつから頭いい?具体的な高校・大学を紹介!

「あの高校は偏差値が高い」

「偏差値が高いから頭が良い」

 

こういう会話をよく耳にしませんか?

 

あるいは、自分あるいは自分の子供達が通う高校・大学が「偏差値が高い」かどうか気になったことはありませんか?

 

ただ「偏差値が高い」とはかなり主観的な言葉です。

基準が明確でないため、どこからが偏差値が高いのかかなり曖昧です。

 

ではずばり、高い偏差値とはいくつなのでしょうか?

 

60以上が「偏差値が高い」と言えます。

偏差値60は上位15%!

下記の偏差値早見表をご覧ください。

偏差値ごとに上位何%に位置するのかを一目でわかるようにしました。

偏差値 上位何%?
80 0.13%
79 0.19%
78 0.26%
77 0.35%
76 0.47%
75 0.62%
74 0.82%
73 1.07%
72 1.39%
71 1.79%
70 2.28%
69 2.87%
68 3.59%
67 4.46%
66 5.48%
65 6.68%
64 8.08%
63 9.68%
62 11.51%
61 13.57%
60 15.87%
59 18.41%
58 21.19%
57 24.20%
56 27.43%
55 30.85%
54 34.46%
53 38.21%
52 42.07%
51 46.02%
50 50.00%

集団の上位15%に位置すれば、まずまず高いと言えると思います。

 

偏差値60がちょうど上位15%に位置する数字なのです。

 

偏差値60の高校は?

偏差値60というと大体どの程度のレベルなのでしょうか。

高校を例にとって考えてみます。

 

公立高校の場合、昔の学区制で言うと学区で2〜3番目に頭の良い高校が大体偏差値60ほどです。

学区一番には及びませんが、2〜3番目の高校もかなり頭が良い高校で、そこに通う生徒は周りからも「頭が良い」と評されることが多いでしょう。

 

偏差値60くらいの高校はいわゆる「自称進学校」と呼ばれる高校が当てはまります。

自称進学校と揶揄されますが、同年代の上位約16%なので、普通に難関高校です。

 

難関高校に入るには

難関高校を目指すための勉強法は、目指す学校によって変わってきます。

偏差値60の難関校と偏差値70の難関校では求められる能力が変わりますので、志望校に合わせた勉強をする必要があります。

 

ここでは、塾に行かずに偏差値70以上の高校を目指す場合についてお伝えします。

塾に行っている場合には塾で用意されたテキストや宿題にしっかりと取り組むことが大切です。

 

偏差値60以上の高校に合格するには

偏差値60の自称進学校レベルは、教科書レベルを理解し、標準問題をミスなく解ければ合格できます。

標準的な問題を間違えないようにする能力を鍛えることが大前提となります。

 

塾に通っている場合は、塾の授業や宿題をちゃんとこなしていきましょう。

ただ先生の言うことに着いていくだけでなく、本当に自分が理解できているか意識しながら勉強するのが大切です。

 

塾以外の勉強法としておすすめなのは、進研ゼミ中学講座です。

志望校の合格から逆算して「今日やるべき受験勉強」を教えてくれるため非常に便利です。

志望校に応じた勉強計画を組んでくれるため、実力を着実に伸ばすことができます。

 

偏差値60の高校であれば、進研ゼミに真面目に取り組めばOKでしょう。

進研ゼミ中学講座:https://chu.benesse.co.jp/

 

偏差値70以上の高校に合格するには

偏差値70以上の高校を目指す場合は、標準レベルの問題をミスなく解き切り、更に難問をどれだけ解けるか?が勝負です。

 

超難関校のオススメの教材としては、Z会の特進コースです。

過去の入試問題を分析しているため、Z会のテキストは良質な難問ばかりです。

難問を解く実力を身につけるにはとても良い教材になっています。

Z会中学生向けコース:https://www.zkai.co.jp/jr/

 

偏差値60の大学は?

次に大学で偏差値60のレベルを見てみましょう。

 

私立で言うと、関関同立・MARCHが偏差値60です。

国公立は地方の大学はほとんど偏差値60ほどです。

 

学部によりますが、これらの大学はおおよそ偏差値が60です。

これらの大学に入れれば、「すごいね」「頭が良い」「勉強頑張ったんだね」と褒められることが多いでしょう。

 

 

高校と大学の偏差値は同じではない!

偏差値はどこからが高い?高校と大学の差

注意が必要なのは、「高校の偏差値」と「大学の偏差値」は違うということです。

偏差値というのは、ある母集団の中でどの位置に属するかを示すものです。

そのため母集団が変われば、偏差値も変わります。

 

高校の偏差値は全国の高校生を母集団としています。

全国の高校生の中には、4年生大学に進学せず、そのまま就職したり、専門学校・短大に進学する生徒もいます。

そうした生徒は一般的に、4年生大学に進学する生徒より偏差値が低いです。

 

2019年度の『文部科学省の調査』によると、4年生大学に進学する割合は約55%だそうです。

大学の偏差値は、低偏差値層の生徒が取り除かれた、この55%の生徒のみを母集団とします。

 

そのため、大学の偏差値は高校の偏差値より低くでるのです。

 

偏差値60の高校に通う大半の方は、偏差値60の大学に合格できません。

偏差値60以下の高校に通う方はなおさらです。

 

偏差値が高い大学に入るためには

偏差値60の高校に通う人は普通に勉強しても、偏差値60の大学には合格できないため、効率的に勉強する必要があります。

 

逆に言うと、効率的に勉強しさえすれば偏差値60の大学に合格するのは簡単です。

実際に私は、偏差値40の底辺高校から偏差値65超えの大阪大学に合格しました。

そのノウハウを下記記事にまとめて紹介してますので、是非参考にご覧ください。

 

まとめ:偏差値が「高い」基準は60から!

偏差値60は上位15%に位置しますし、大学も名門大学ばかりです。

自分が偏差値60の集団に属しているのであれば自身を持って良いです。

ただし、高校の偏差値の方が大学の偏差値より高く出る、ということに注意してください。

 

そのため、偏差値60の大学に入るためには、効率的に勉強する必要があります。

実際に私は偏差値43の高校から偏差値65以上の旧帝大である大阪大学に合格することが出来たため、効率的な勉強法には自信があります。

是非参考にして頂ければ幸いです。

-大学受験