「底辺高校に入ってしまって後悔してる、、、」
「底辺高校の進路はどうなるの?」
「大学に入れるの?」
この記事では、このような疑問・悩みにお応えします。
私自身、大阪の偏差値40の高校を卒業しているため、リアルな体験談をもとに詳しく説明していきます。
この記事の主張は、「せめて日東駒専や産近甲龍に入ろう!」です。
そのための方法も解説していますので、先にその方法が知りたい人はこちらをクリックして下さい!
私は底辺高校から旧帝大や関関同立に合格しているので再現性があります
もくじ
底辺高校の進路
私の出身高校及び偏差値30~40代の高校の進路を調査しました。
高校によって多少の前後はあると思いますが、大体このグラフのような感じになると思います。
特徴は、就職する人が多いことと4年生大学に進む人が少ないことでしょう。
進路ごとに詳しくみていきます。
就職
偏差値30~40代の底辺高校では就職する人の割合が高いです。
4人に1人は卒業後すぐに就職します。
高校によっては4割を超えますし、商業高校、工業高校であれば就職比率は更に高まるでしょう。
就職先としては、地元企業が90%以上を占めます。
大企業や公務員に就ける人はごく僅かで、毎年就職する人の10%未満です。
企業側も底辺高校から毎年、一定の数を採用すると決まっているので、就職率は比較的高い傾向があります。
会社を選ばなければ余程のことがない限り、就職できます。
高校側も就職サポートがしっかりしているところが多いです。
ただ、就職先としてブラック企業が多いので、離職率もかなり高いです。
私の周りでは会社に入って3年以内に7割の人が辞めてます。
フリーター
「就職が決まらなかった」「そもそも就職活動がダルいのでやってない」「大学に受からなかった」
このような人が卒業後フリーターになります。
高校によるのですが、大体卒業生の10%はフリーターになってます。
経験的に、この層が一番ヤバいです。(将来的に)
専門学校・短大
底辺高校の進路としては、専門学校・短大に進む人がボリューム層です。
高校によりますが、大体40〜60%が専門・短大に進学します。
ほとんどが指定校推薦や公募推薦で受験勉強することなく進学します。
一般入試する人もいますが、勉強せずに受かるところばかりです。
進学先としては、看護系や美容系、整備士学校や声優学校に行く人が多いです。
上記のような学校に進学する人は、なりたい職種が明確なので底辺高校の中ではかなり健全だと思います。
だた一部の女子は将来結婚して専業主婦になることを夢見て「とりあえず短大に入る」という人もいます笑
私の経験上、語学系の短大に進む人はこのような人が多かったです。
四年制大学
四年制大学に入る人は底辺高校の中では少数派です。
理由は様々ですが、
「大学に入るお金がない」
「勉強したくない」
「大変そう」
このような理由で4年生大学を選ばない人が多い印象です。
四年制大学に入る人も80%以上が指定校推薦・公募推薦で、一般入試に挑戦する人は10%ほどです。
進学先としてはFランがほとんどで、日東駒専・産近甲龍に入れば「神扱い」です。
また、日東駒専・産近甲龍に入る人も指定校推薦の場合が多いです。
底辺校でも毎年1~2人くらい日東駒専・産近甲龍や場合によっては法政や関大の指定校推薦枠がある場合が多いです。
ただ高1からオール5を取り続ける勢いで頑張ってるので、かなりキツそうです。
底辺高校では神扱いですが、将来のことを考えると、最低でも日東駒専・産近甲龍に入っておくのが良いです。
底辺高校から大学進学が難しい理由
底辺高校から四年制大学に進学するのは結構ハードルが高いです。
生徒の学力が足りていないというよりは、以下3つのような、底辺高校の環境に原因があります。
- カリキュラムが受験に適していない
- 受験する人が少数派
- 先生に受験に関する知識・経験がない
カリキュラムが受験に適していない
底辺高校は進学校ではないため、学校の授業だけでは大学入試に求められる学力に達しません。
生徒の学力が低いため、簡単な内容の授業しか出来ず、また授業の進みも非常に遅いです。
高校3年間で高校レベルの範囲を網羅することが出来ないため、一般入試に挑戦する人は独学しなければなりません。
この独学というハードルが高いため、大学に進学する人が少ないのです。
受験する人が少数派
一般入試する人は、学年の数%〜10%程です。
そのほかの生徒は勉強する必要なんて全くないため、お構いなしに遊んでいます。
こうした状況で、黙々と勉強を続けるのは非常にキツイです。
周りに流されて勉強をサボってしまうため、Fランしか入れなくなります。
先生に知識・経験がない
生徒をサポートしなければならない立場である先生も大学受験に関しては素人同然です。
受験に必要な知識・情報を生徒にアドバイスできません。
それどころか誤った情報を伝えたり、「この大学は難しい」などとやる気を無くさせる発言をすることさえあります。
底辺高校に通う人はこのような逆境をはねのけて、受験勉強を頑張らないといけません。
後悔するのはまだ早い
これまで説明してきたように、底辺高校の進路は厳しいものばかりです。
しかし、底辺高校に入ってしまったことを後悔するのはまだ早いです。
底辺高校からでも難関大学に合格し、人生逆転させる可能性は大いにあります。
実際に私は偏差値40の底辺高校から難関大である大阪大学に合格しました。
難関大合格のポイントはとにかく、早めに進路(目標)を決めることです。
進路を卒業のギリギリまで決めないと、高校生活3年間を何も考えずに適当に過ごしてしまいます。
そういう人のほとんどはフリーターになったり、誰でも入れるFラン大学に進むので人生詰みます。
若いうちはなんとか生きていけますが、年をとると悲惨ですよ。
目標が決まれば、それに向かって行動することができるため一気に楽になります。
繰り返し言いますが、底辺高校からでも難関大に合格することは可能です。
そのための最初のステップが目標を決めることです。
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行きたい大学を決めたあとは、下記の記事を参考に底辺高校から難関大に入るための勉強法を参考にしてみて下さい。
まとめ:まずは進路をすぐに決める!
最後にもう一度、底辺高校の進路についてまとめます。
底辺高校からまともな大学に進学するのは確かに難しいです。
しかし、今からしっかり計画的に勉強を進めれば、日東駒専・産近甲龍レベルなら誰でも簡単に入れます。
そのためにもまずは自分の進路を決めて、効率的な勉強法を学ぶと良いですよ。
応援しています。