「浪人を考えているが、浪人生活は大変?」といった浪人を考えている受験生の疑問や、「浪人が辛すぎる、、、乗り越える方法を知りたい」といった既に浪人している受験生の悩みにお答えします。
実際に私も浪人(自宅浪人)を経験したので、経験談をもとに詳しくご説明します!
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もくじ
浪人は地獄!?
「浪人は辛い」と良く言われますが、実際どうなのでしょうか。
浪人を経験したほとんどの方は「辛い」と答えるでしょう。
実際、私も浪人時代は何度も辛い思いをしました。
生半可な甘い気持ちで浪人することはオススメしません。
「もう後がない」という強いプレッシャーに耐えながら、毎日勉強を続ける自信がありますか?
「勉強しているのに成績が上がらない」という焦りに打ち勝つことはできますか?
浪人生は日々こうした不安や焦りと戦いながら勉強する必要があります。
控えめに言って地獄ですね。。。
浪人が辛い理由
つらい、つらいと言われる浪人ですが、具体的になぜつらいのでしょうか。
私の実体験も交えながら、浪人がつらい理由をご説明します。
高校の友達が大学に通い遊んでいる
大学に入った友達のLINEやTwitterを見ていると、楽しそうな投稿ばかりです。
大学生でもなく、高校生でもない自分と比較すると「自分はなにやってんだろ、、」と憂鬱になります。
大学に入って楽しそうな友人と比較してつらくなってしまうのです。
成績が思い通りに上がらない
「浪人すれば成績が上がる」と息を巻いて浪人を始める人が多いのですが、現実はそんなに単純ではありません。
成績が上がるのはあくまでも、必死で勉強した場合だけです。
浪人が成功しないのは、何よりも勉強を続けることが難しいからです。
現役時代から数えると2年間勉強し続けることになりますが、よほど我慢強い人でない限り2年間も全力投球は続きません。
高校の先生と違い、誰も勉強を強制してくれる人がいません。
浪人生は現役生よりアドバンテージがあるため、油断してサボりがちです。
実際、夏休みまでの模試ではかなり良い偏差値が出ますので、それに油断せず自分を律しながら勉強を続けるのは相当大変です。
また仮に必死で勉強しても思うように成績が上がらないのが浪人です。
勉強法が間違っていたりするとどれだけ勉強しても成績が上がりません。
勉強にしても成績が上がらないと、焦燥感が半端ありません。勉強のやる気も削がれてしまいます。
浪人を始める時、または勉強しているのに成績が上がらない時は自分の勉強法を見直してみましょう。
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生活リズムが乱れやすい
浪人生は生活リズムが崩れやすいです。
高校と違って、予備校は割と余裕のあるスケジュールですし、強制力もありません。
つい夜更かししたり、昼過ぎまで寝たりしがちです。
こうした不規則な生活リズムは危険です。
寝不足になると憂鬱に感じやすくなったり、不安が強くなる傾向があります。
「もうダメだ、、」「自分が志望校に合格できるわけがない」など自暴自棄に陥りやすくなります。
孤独を感じやすい
高校生でもない大学生でもない。浪人はどこにも属さない中途半端な存在です。
高校の友達は大学に通い楽しく遊んでいるので、浪人しているあなたを滅多に気にかけません。
予備校で友人ができることは稀で、できたとしても今後一生連絡しないような関係であることがほとんどです。
浪人は一人で孤独に戦い勉強をひたすら続けるしかありません。
宅浪であればよりいっそうこの傾向は強くなります。
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とにかくプレッシャーが半端ない
浪人のプレッシャーは現役時と比較にならないほどプレッシャーが強いです。
現役時代は仮に落ちたとしても「浪人」という選択肢がありますが、浪人は後がありません。
2浪という選択肢ももちろんありますが、1浪よりはるかにハードルが高いのは間違いがありません。
予備校という高いコストがかかっているのもあり、「絶対に失敗できない」という強いプレッシャーが毎日襲ってきます。
強い焦燥感や不安・緊張に耐えながら毎日勉強を続けなければいけないので、浪人を「地獄」と形容する人が多いのも頷けます。
特に浪人は一人でいる時間が長く、考える時間があるが故に色々と考え事をして不安が増強される場合が多いです。
プレッシャーで心が折れそうな時の対処法7選
浪人生活は非常につらいのは間違いありませんが、なんとかやりようはあります。
つらい浪人生活を乗り切るためのコツをご紹介します。
相談できる相手を見つける
浪人生は孤独になりがちです。
孤独な時は、アレコレと考え事をしがちで、焦りや不安に繋がります。
受験の悩みや愚痴を聞いてくれるような相手がいると、浪人生活が全然違ってきます。
一番は親です。友達はあまり当てにしないほうがいいです。
大学に進学した友達は、浪人生の悩みなんて聞いてる暇がないほど楽しい日々を送っています。
親があなたの相談相手にならないのであれば、塾や予備校のチューターを相談相手にしましょう。
予備校のチューターが高年齢であったり、予備校の利益を考え押し売りばかりしてくるのであれば、「スタディサプリの合格特訓コース」をオススメします。
スタディサプリの合格特訓コースでは「コーチ」を利用することができます。
コーチは全員東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学、一橋大学、東京工業大学に通う現役大学生です。
コーチ自身も難関大学合格に向けて辛い受験生活を乗り越えてきたため非常に説得力のあるアドバイスを受けることができます。
参考記事>>>「スタディサプリで浪人するなら合格特訓コースがマスト!」
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息抜きする
ずっと勉強ばかりしていると息がつまりますし、集中力が途切れてしまいます。
少しでもよいので必ず息抜きをして下さい。
1日1時間、一週間で半日、一ヶ月で1日など、ルールを決めて休息するのは非常に効果的です。
リフレッシュになりますので逆に集中力が増します。
また、たまには違う場所で勉強するのも効果的です。
普段家や自習室だけで勉強している人は、時々図書館やカフェで勉強することをオススメします。
普段とはまた違った刺激になり、集中して勉強できますよ。
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定期的に運動する
浪人生は運動不足になりがちですが、運動は間違いなく成績アップに効果的です。
有酸素運動は「集中力アップ」「ストレス軽減」に効果的であると研究で明らかになっています。
また鬱の抑制にも効果的です。
浪人生は不安になりがちですので、ランニングなどの有酸素運動は非常に効果的です。
運動は浪人生にとってメリットばかりです。
1日15分でもいいのでランニングするようにしましょう。
運動後、精力的に勉強に取り組めることに驚くはずです。
規則正しい生活を送る
浪人生は生活リズムが崩れやすいですが、早寝早起きを心がけましょう。
寝不足は鬱や不安に繋がりやすいので、しっかり睡眠をとるようにしましょう。
模擬試験や試験本番も寝不足だと本来の実力を出せなくなります。
早寝早起きし且つ十分な睡眠をとるだけで、浪人生活の不安はだいぶ和らぎます。
しっかり勉強する。
当たり前ですが、しっかり勉強しましょう。
勉強すればやり方が間違っていない限り、成績は伸びます。
成績が伸びれば自信がついて、より一層やる気もでます。
不安が和らぐので集中して勉強に取り組むことができ、さらに成績が上がりやすくなります。
不安やプレッシャーを和らげるには成績を上げることが一番です。
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第一志望に受かったことを想像する
不安を吹き飛ばしやる気を掻き立てるには、「第一志望に合格したことを想像する」ことが有効です。
ものすごくリアルに想像してみましょう。
「合格したらどこに住むか」「どんなサークルに入るか」「どんな勉強がしたいか」
リアルであればあるほどモチベーションが上がります。
必死で勉強すれば必ず手に入る未来です。絶対に手に入れましょう。
ペースメーカーを作る
受験勉強は習慣がとにかく大切です。
勉強をお風呂や歯磨きと同じように「やらないと気持ち悪い」くらい習慣化できれば、相当有利に受験を進めることができます。
人間は習慣で生きている人間です。気合だけでは乗り切れません。
勉強が無理なく継続できる仕組みができると、強いです。
なんらかのペースメーカーを作ると、勉強を習慣化しやすくなります。
おすすめは通信教育です。
私は実際にZ会を受講していました。「毎月二回の提出」という目標を設定し、それがペースメーカーとして有効に機能しました。
通信教育は年間を通じてカリキュラム組んでいるため、それに沿って勉強すれば良いという安心感もあります。
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【朗報】浪人の合格率はそれほど悪くない
これまで浪人がいかに辛いか説明してきましたが、実はそれほど悲観することではありません。
世間では浪人で成功するのは10人に1人と言われることが多いですが、全くそんなことはありません。
私が独自のアンケート調査を実施しところ、浪人生の第一志望合格率は43%もありました。
詳細は以下の記事をご覧ください。
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まとめ:浪人はつらいけど乗り越えられる
浪人は辛いことばかりですが、逆境に負けずに勉強を続ければ必ず報われます。
私も実際に浪人し辛い思いをたくさんしましたが、決して後悔してません。
なぜなら浪人したおかげで、現役時代の第一志望より遥かに難しい大学に合格することができたからです。
参考記事>>>「偏差値40の底辺校から旧帝大に逆転合格した話」
みなさんも浪人という逆境に負けることなく、自分を信じて勉強を続けましょう。
きっと明るい未来が待っているはずです。
"Solitary trees, if they grow at all, grow strong."
「孤独な木は、もし育てば、強く育つ」
Winston Churchill