みなさん河合塾Oneはご存知でしょうか?
新しいサービスでまだ利用者も少なく実態が良くわからないという方がほとんどでしょう。
そこでこの記事では、下記のような疑問に、実際に河合塾Oneを使用した私が詳しくお答えします!
「評判は?」
「料金は?」
「効果はあるの?」
「講師の質は?」
「無料体験はあるの?」
河合塾Oneの概要
河合塾Oneは、あの大手予備校の河合塾が提供する映像授業サービスです。
まず簡単に河合塾Oneの概要についてご説明します。
特徴
河合塾Oneの最大の特徴は、AIを使ってあなたに最適な学習プランを提供してくれることです。
下記のように、自分が得意な単元はどんどんスキップして、苦手なところは掘り下げて理解できるまで繰り返し学習します。

『河合塾One』より
AIが何を学習すれば良いかを判定してくれますので、「どこから勉強すれば良いか分からない」と悩む必要はありません。
料金
河合塾Oneは月額3,581円より利用可能です。(※12ヶ月プランの場合)

『河合塾One』より
予備校と違い、入会金は一切発生しません。
オプション(トレーナー、追加質問)
河合塾Oneではオプション料金を支払うことにより追加で下記のようなサービスを受けることができます。
「トレーナー」は現役大学生に受験勉強の相談ができるサービスです。
部活と受験勉強の両立や受験特有の不安など、実際に辛い受験を経験した現役大学生だからこそ出来る説得力のあるアドバイスを得ることができます。
講師の質
河合塾Oneは映像授業する講師名を公表していません。
しかし、大手予備校ということだけあり、映像授業の質はかなり高く分かりやすい授業ばかりです。
参考までに下記サンプル授業をご覧ください。
かなり分かりやすいですよね?
基本的に河合塾で提供される授業がベースとなっているので、映像授業の質がかなり高いのです。
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実際に使ってみた感想
河合塾Oneは2019年11月にリリースされたばかりのかなり新しいサービスです。
そのため実際に使用された方がまだ少なく、口コミ・評判が多くありません。
そこで実際に14日間河合塾Oneを使用した私が使ってみて感じたメリット・デメリットを詳しくご説明します。
河合塾Oneのメリット
実際に使ってみて感じた河合塾Oneのメリットは下記のとおりです。
河合塾Oneのメリット ○AIが「何を勉強すれば良いか」教えてくれる
○授業が分かりやすい
○アウトプット中心の授業
一つずつ詳しくご説明します。
AIが「何を勉強すれば良いか」教えてくれる
河合塾Oneの特徴であり最大のメリットは「AI学習」でしょう。
下記は河合塾Oneの実際の学習画面です。

『河合塾One』画面
AIが私の学習状況・理解度に応じて、次に学習すべき内容を教えてくれます。
映像授業サービスは、授業の数が多すぎてどれを受講すれば良いか分からなくなることがあります。
河合塾OneではAIが「あなたが受講すべき授業」を教えてくれるため的確に且つ効率的に学習することが可能です。
授業が分かりやすい
河合塾Oneを利用して感じたのは、映像授業がすごく分かりやすいということです。
予備校と同じレベルの授業を自宅にいながら受講できるのは本当に便利です。
それに河合塾Oneは映像授業がかなり細切れに収録されており、1回5分前後です。
分からない箇所だけをピンポイントで映像授業を視聴することができ、かなり効率的と感じました。
アウトプット中心の学習
河合塾Oneは映像授業サービスですが、実はアウトプットが中心です。
つまり、実際に問題を解く時間の方が長いのです。
授業を受けるだけでは問題を解けるようにはなりません。実際に手を動かすことで初めて自分の知識となり、問題が解けるようになるのです。
河合塾Oneでは下記のような練習問題が繰り返し出題されます。

『河合塾One』画面
学習している単元を合格するまで「練習問題を解く」→「解説動画を見る」というプロセスを繰り返すので確実に知識として定着します。
アウトプット中心というのは、河合塾Oneならではと感じました。
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河合塾Oneのデメリット
使用してみて感じた河合塾Oneのデメリットは下記のとおりです。
河合塾Oneのデメリット ×利用できる教科が少ない
×AI診断を受けるためのテストが面倒
×親に学習状況がバレる
×サービスが荒削り
一つずつ詳しくご説明します。
利用できる教科が少ない
河合塾Oneはリリースされて間もないためか、利用できる科目は下記のみです。
「英語」「数学」「古文」「物理」「化学」「日本史」「世界史」
これが河合塾Oneの最大のデメリットですね、、、
今後サービスは拡大されその他の科目も利用できるようになるでしょうが、現時点では少々使い勝手が悪いですね。
AI診断を受けるためのテストが面倒
AIの学習診断を受けるためには、当然ですが、レベルチェックテストを受ける必要があります。
これが地味に面倒です。
英語は下記のような簡単な問題を30題解きます。

『河合塾One』画面
これを解かないとAI診断が始まらないのですが、全ての教科で行う必要があります。
親に学習状況がバレる
河合塾Oneは保護者用のページがあります。
保護者用のページでは受講生の学習状況が手に取るように分かります笑

『河合塾One』より
保護者にとってはメリットなのですが、受講生からすると親から色々と口出しされてしまうかもしれませんね。
サービスが荒削り
河合塾Oneは新しいサービスだけあって、まだまだ改善の余地が大きなと感じます。。
細かいところですが、少し不便を感じることが結構あります。
例えば、英語の英文解釈のレベルチェックテストでは下記のとおり回答の選択肢がありません。
これでは、学習の進捗・理解度を判断できず、AI診断になっていません。
他にも、練習問題の回答の選択肢に「分からない」という回答があったり、なかったりと統一感がありません。
「分からない」という選択肢がないと、当てずっぽうで正解となると、本当は理解できていないのに理解できたとAIが誤って判断することになりかねません。
またAIのオススメ学習は基本的にステップバイステップで進むなど若干非効率さが残ります。
例えば、数学であれば数Ⅰ→数A→数Ⅱ→数B→数Ⅲ→数Cという順に進みます。
必ず数Ⅰから始めないといけない訳ではないのですが、例えば数Ⅱの微分積分から学習を開始した場合は,
その次はベクトル、数列、複素数平面と順番に学習が進んでいきます。
例えば「数Ⅱの三角関数」と「数Bの数列の等比数列」などと異なる単元を組み合わせて学習することはできません。
学習は一つ一つ進んでいきます。あなたのレベル、理解度を包括的にAIが診断するわけではないので注意が必要です。
河合塾Oneの利用をオススメする方
実際に河合塾Oneを使用してみて感じた河合塾の利用をオススメできる方は「先取り学習したい中学生〜高二の方、もしくは中堅大志望の方」です。
河合塾Oneの扱うレベルは基礎〜標準レベルなので、難関大を志望する受験生向きではないと感じました。
逆に、受験生でない中学生から高校二年生が先取り学習のために使用するのは最適です。
AI診断による無駄のない学習プランでどんどん先取りできるので、効率的に基礎力を身につけることができます。
河合塾Oneは7日間無料体験ができる
ここまで実際に使用した感想やメリット・デメリットをご紹介しましたが、自分に合うかどうかは使ってみないとわかりません。
河合塾Oneでは7日間の無料体験を提供しているので、興味がある方はぜひ試してみてください。
自分に合うと感じれば継続して使用すれば良いですし、微妙と感じればお金が発生することなく大会することができます。
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無料体験期間中に解約すれば料金は発生しません
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